1.3. 高度なネットワーク設定


1.3.1. Infrastructure Operator の追加のネットワーク要件表

Infrastructure Operator を使用してベアメタルマネージドクラスターをインストールする場合、追加のネットワーク要件は、Kubernetes Operator ドキュメントのマルチクラスターエンジンの ネットワーク設定 を参照してください。

1.3.2. Submariner のネットワーク要件表

Submariner を使用するクラスターに対して、ポートを 3 つ開放する必要があります。以下の表は、どのポートを使用できるかを示しています。

方向プロトコル接続ポート (指定されている場合)

送信および受信

UDP

各マネージドクラスター

4800

送信および受信

UDP

各マネージドクラスター

4500、500、およびゲートウェイノード上の IPSec トラフィックに使用されるその他のポート

受信

TCP

各マネージドクラスター

8080

1.3.3. Hive テーブルの追加のネットワーク要件表

Central Infrastructure Management の使用が含まれる Hive Operator を使用してベアメタルマネージドクラスターをインストールする場合は、ハブクラスターと libvirt プロビジョニングホスト間で、レイヤー 2 またはレイヤー 3 のポート接続を設定する必要があります。プロビジョニングホストへのこの接続は、Hive を使用したベースベアメタルクラスターの作成時に必要になります。詳細は、以下の表を参照してください。

方向プロトコル接続ポート (指定されている場合)

libvirt プロビジョニングホストへのハブクラスターの送信および受信

IP

Hive Operator がインストールされているハブクラスターを、ベアメタルクラスターの作成時にブートストラップとして機能する libvirt プロビジョニングホストに接続します。

 

注記: これらの要件はインストール時にのみ適用され、Infrastructure Operator でインストールされたクラスターのアップグレード時には必要ありません。

1.3.4. アプリケーションデプロイメントのネットワーク要件表

一般的なアプリケーションのデプロイメント通信は、マネージドクラスターからハブクラスターへの一方向です。接続では、マネージドクラスターのエージェントによって設定される kubeconfig を使用します。マネージドクラスターでのアプリケーションデプロイメントは、ハブクラスターの以下の namespace にアクセスする必要があります。

  • チャネルリソースの namespace
  • マネージドクラスターの namespace

1.3.5. namespace 接続のネットワーク要件表

  • アプリケーションライフサイクル接続:

    • namespace の open-cluster-management は、ポート 4000 のコンソール API にアクセスする必要があります。
    • namespace の open-cluster-management は、ポート 3001 でアプリケーション UI を公開する必要があります。
  • アプリケーションライフサイクルバックエンドコンポーネント (Pod):

    ハブクラスターでは、以下の Pod を含む open-cluster-management namespace にすべてのアプリケーションライフサイクル Pod がインストールされます。

    • multicluster-operators-hub-subscription
    • multicluster-operators-standalone-subscription
    • multicluster-operators-channel
    • multicluster-operators-application
    • multicluster-integrations

      これらの Pod が open-cluster-management namespace に作成されると、以下のようになります。

    • namespace の open-cluster-management は、ポート 6443 で Kube API にアクセスする必要があります。

    マネージドクラスターでは、klusterlet-addon-appmgr アプリケーションライフサイクル Pod のみが open-cluster-management-agent-addon namespace にインストールされます。

    • namespace open-cluster-management-agent-addon は、ポート 6443 で Kube API にアクセスする必要があります。
  • ガバナンスおよびリスク:

    ハブクラスターでは、以下のアクセスが必要です。

    • namespace の open-cluster-management は、ポート 6443 で Kube API にアクセスする必要があります。
    • namespace open-cluster-management は、ポート 5353 で OpenShift DNS にアクセスする必要があります。

    マネージドクラスターでは、以下のアクセスが必要です。

    • namespace open-cluster-management-addon は、ポート 6443 の Kube API にアクセスする必要があります。
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