1.6. FIPS readiness


Red Hat Advanced Cluster Management for Kubernetes は FIPS 向けに設計されています。FIPS モードの Red Hat OpenShift Container Platform で実行する場合、OpenShift Container Platform は、OpenShift Container Platform でサポートされているアーキテクチャーでのみ、FIPS 検証のために NIST に提出された Red Hat Enterprise Linux 暗号化ライブラリーを使用します。NIST 検証プログラムの詳細は、暗号化モジュール検証プログラム を参照してください。RHEL 暗号化ライブラリーの個別バージョンに関して検証用に提出された最新の NIST ステータスは、Compliance Activities and Government Standards を参照してください。

FIPS を有効にしてクラスターを管理する予定の場合は、FIPS モードで動作するように設定した OpenShift Container Platform クラスターに Red Hat Advanced Cluster Management をインストールする必要があります。ハブクラスターで作成した暗号化はマネージドクラスターで使用されるため、ハブクラスターは FIPS モードである必要があります。

マネージドクラスターで FIPS モードを有効にするには、OpenShift Container Platform マネージドクラスターをプロビジョニングするときに fips: true と設定します。クラスターのプロビジョニング後は、FIPS を有効にすることはできません。詳細は、OpenShift Container Platform ドキュメントの クラスターに追加のセキュリティーが必要ですか? を参照してください。

1.6.1. 制限

Red Hat Advanced Cluster Management および FIPS には以下の制限を確認してください。

  • 検索および可観測性コンポーネントによって使用される Persistent Volume Claim (PVC) および S3 ストレージは、指定のストレージを設定する際に暗号化する必要があります。Red Hat Advanced Cluster Management はストレージ暗号化を提供しません。OpenShift Container Platform ドキュメントの 永続ストレージの設定 を参照してください。
  • Red Hat Advanced Cluster Management コンソールを使用してマネージドクラスターをプロビジョニングする場合は、マネージドクラスター作成の Cluster details セクションで以下のチェックボックスを選択して、FIPS 標準を有効にします。

    Copy to Clipboard Toggle word wrap
    FIPS with information text: Use the Federal Information Processing Standards (FIPS) modules provided with Red Hat Enterprise Linux CoreOS instead of the default Kubernetes cryptography suite file before you deploy the new managed cluster.
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