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第1章 リリースノート

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Red Hat Advanced Cluster Management の 2.1 バージョンが 削除され、サポートされなくなりました。ドキュメントはそのまま利用できますが、エラータやその他の更新がなくても非推奨になります。以前のバージョンのドキュメントもサポートされていません。

1.1. Red Hat Advanced Cluster Management for Kubernetes の新機能

Red Hat Advanced Cluster Management for Kubernetes では、可観測性を提供し、ビルトインされたガバナンス、クラスターおよびアプリケーションライフサイクル管理で、Kubernetes ドメイン全体を可視化します。今回のリリースでは、より多くの環境でのクラスター管理、アプリケーション向けの GitOps 統合などが可能になりました。

重要: 一部の機能およびコンポーネントは テクノロジープレビュー として指定され、リリースされます。

詳細は、本リリースの新機能を参照してください。

1.1.1. Web コンソール

  • サイドバーナビゲーションに変更が加えられ、他の製品と合わせることでユーザーエクスペリエンスが向上されました。ナビゲーションから、さまざまな製品機能にアクセスできます。ヘッダーを使用すると、Red Hat OpenShift Container Platform、検索、Configure client ページに簡単にアクセスし、About modal などを表示できるようになります。
  • テクノロジープレビュー: ナビゲーションから Visual Web ターミナルにアクセスできます。

1.1.1.1. 可観測性

  • Red Hat Advanced Cluster Management の可観測性サービスは、Grafana の 7.4.2 をサポートします。詳細は、「可観測性サービス」のセクションを参照してください。
  • コンポーネントごとに、可観測性ストレージのサイズを設定できるようになりました。詳細は、MultiClusterObservability CR の作成 を参照してください
  • 可観測性の API ストレージバージョンは v1beta2 になりました。v1beta2 バージョンは、v1beta1v1beta2 カスタムリソース定義の両方を取得します。
  • 可観測性サービスに記録ルールを追加して、集約クエリー式から取得する、新しいメトリクスを指定できるようになりました。詳細は、「カスタムメトリクスの追加」を参照してください。
  • MultiClusterObservability カスタムリソースで 詳細 設定をカスタマイズできるようになりました。詳細は、 詳細 設定の追加 を参照してください。
  • デフォルトのメトリクスを削除できるようになりました。詳細は、「デフォルトメトリクスの削除」を参照してください。
  • Red Hat Insights で、接続クラスターで発生する可能性のある問題についての情報を受信できるようになりました。詳細は、「Red Hat Insights での可観測性」を参照してください。
  • Grafana コンソールから etcd ダッシュボードを表示できるようになりました。「etcd テーブルの表示」を参照してください。
  • Single Node OpenShift (SNO) クラスターから送信されるメトリクスを SNO ラベルで識別できるようになりました。詳細は、「データの表示および展開」を参照してください。
  • 独自 (BYO: Bring Your Own) の可観測性認証局 (CA) 証明書を使用できるようになりました。詳細は、「独自 (BYO: Bring Your Own) の可観測性認証局 (CA) 証明書」を参照してください。
  • 可観測性 Pod のレプリカ数を更新できるようになりました。詳細は、「コンソールからの multiclusterobservability CR レプリカの更新」を参照してください。
  • Red Hat Advanced Cluster Management ハブクラスターで、マネージドクラスターから Alertmanager にアラートを転送できるようになりました。詳細は、「送信アラート」を参照してください。
  • 外部 API で OpenShift Container Platform ルート (rbac-query-proxy) を使用してメトリクスをクエリーできます。詳細は、「外部メトリクスクエリーの使用」を参照してください。

1.1.2. クラスター

  • Red Hat Advanced Cluster Management コンソールでのクラスターのアップグレードに、OpenShift Container Platform バージョン 4.6 以降のチャネルを選択できるようになりました。チャネルを選択すると、お使いのクラスターに利用可能なアップグレードが通知されます。詳細は、「チャネルの選択」を参照してください。
  • コンソールでクラスターの作成プロセスが更新され、より直感的に操作をすすめることができます。詳細は、「クラスターの作成」を参照してください。
  • HiveConfig リソースを直接編集できるようになり、MultiClusterHub Operator では変更を元に戻せません。HiveConfig リソースが削除されると、MultiClusterHub Operator は MultiClusterHub リソースの初回作成時に以前の設定通りに再作成します。
  • ハブクラスターで認証情報を更新すると、マネージドクラスターで自動的に更新されるようになりました。
  • Red Hat Advanced Cluster Management コンソールからマネージドクラスターを使用して Red Hat OpenStack Platform で OpenShift Container Platform のマネージドクラスターを作成できるようになりました。詳細は、「Red Hat OpenStack Platform でのクラスターの作成」を参照してください。
  • OpenShift Container Platform クラスターを管理対象としてインポートして、IBM Power システムでホストできるようになりました。
  • BareMetalAsset CR および Red Hat Advanced Cluster Management Web コンソールを使用してベアメタルアセットを管理する情報を追加しました。詳細は、ベアメタルアセットの作成および変更 を参照してください。

1.1.2.1. クラスター (テクノロジープレビュー)

本リリースでは、以下の機能は テクノロジープレビュー機能 です。

  • IBM Power システムでハブクラスターをホストする機能をテストできます。
  • ManagedClusterSet でリソースをグループ化して、マネージドクラスター、クラスタープール、クラスターデプロイメント、およびクラスター要求の RBAC アクセスパーミッションを制御できます。詳細は、ManagedClusterSets (テクノロジープレビュー) のドキュメントを参照してください。
  • マネージドクラスターのインストールまたはアップグレードを開始するように、AnsibleJob テンプレートを設定できるようになりました。詳細は、「マネージドクラスターで実行する Ansible Tower タスクの設定」を参照してください。
  • クラスタープールを作成して、リソースの管理を向上し、必要に応じて OpenShift Container Platform クラスターを要求できるようになりました。詳細は、「クラスタープールの管理」を参照してください。
  • Red Hat Advanced Cluster Management で作成された特定の OpenShift Container Platform マネージドクラスターを休止して、より柔軟にリソースを管理できます。詳細は、「作成したクラスターの休止」を参照してください。
  • VMware vSphere および Google Cloud Platform マネージドクラスターで Submariner ネットワークサービスを設定できるようになりました。サービスの詳細は、Submariner を参照してください。
  • Red Hat Advanced Cluster Management コンソールを使用して、クラスターに Submariner をデプロイできるようになりました。詳細は、「コンソールを使用した Submariner のデプロイ」を参照してください。
  • MachinePools リソースを使用して、Red Hat Advanced Cluster Management またはコマンドラインからクラスターをスケーリングできます。詳細は、「Resizing a cluster」を参照してください。
  • OpenShift Cluster Manager で利用可能な OpenShift Container Platform 4 クラスターを検出できます。クラスターの検出後に、クラスターをインポートして管理できます。詳細は、Discovery サービスの概要 (テクノロジープレビュー) を参照してください。

1.1.3. アプリケーション

  • Search ページから表示するアプリケーションを選択したら、Applications ページに移動します。詳細は、「ArgoCD アプリケーションのクエリー」を参照してください。
  • Red Hat Advanced Cluster Management がインストールされている OpenShift Container Platform クラスターに Argo アプリケーションをデプロイする場合には、Argo アプリケーションを アプリケーション テーブルおよび Topology ビューで可視化できるようになりました。
  • Overview または Topology の概要から、Argo エディターを起動し、Argo アプリケーションを管理できます。
  • アプリケーションコンソールの強化機能として他に、Git リポジトリーのチャネルタイプに固有の Commit hashTag が含まれます。さらに、新規の調整入力が Git と Helm リポジトリータイプの両方に追加されます。
  • チャネル設定で、不要なリソースの調整を回避するために調整頻度オプション (high、medium、low、off) を選択できるようになり、サブスクリプション Operator のオーバーロードを防ぐことができます。詳細は、「Git リソースのサブスクライブ」の 調整オプション を参照してください。
  • リポジトリーの調整レート は、デフォルト値が medium に設定された状態でコンソールに追加されます。自動調整が無効になっている場合は、リソースによるマージや、現在調整された設定の置き換えがないため、調整オプションは表示されません。
  • サブスクリプションを設定して、Amazon Simple Storage Service (Amazon S3) オブジェクトストレージサービスで定義したリソースをサブスクライブできます。詳細は、Object Storage リポジトリーを使用したアプリケーションの管理 を参照してください。
  • コンソールから、ApplicationSet コントローラーから生成される Argo アプリケーションを表す ApplicationSet を表示できます。アプリケーションコンソールの詳細は、「アプリケーションコンソールの概要 」を参照してください。

他のアプリケーションのトピックについては、『アプリケーションの管理』を参照してください。

1.1.4. ガバナンス

  • 設定ポリシーにテンプレートを追加したり、含めることが可能になりました。詳細は、「設定ポリシーでのテンプレートのサポート」を参照してください。
  • Red Hat Advanced Cluster Management は、Red Hat OpenShift Container Platform Service Serving 証明書を使用するようになりました。詳細は、「証明書」を参照してください。
  • Ansible Tower でポリシー違反の自動化を作成できるようになりました。詳細は、「Ansible Tower でのガバナンスの設定」を参照してください。

ダッシュボードとポリシーフレームワークに関する詳細は、「ガバナンス」を参照してください。

詳細は、『リリースノート』を参照してください。

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