検索

1.4.4. Visual Web ターミナルでの検索

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Visual Web ターミナルの検索機能は、すべてのクラスター上にあるリソースを可視化します。

ロールベースのアクセス制御レベルの割り当てをもとにしたリソースのみが検索されます。検索クエリーを保存して他のユーザーと共有する場合には、返される結果は、対象のユーザーのアクセスレベルにより異なります。

  1. Visual Web ターミナルセッションを開始します。
  2. Visual Web ターミナルのコマンドエントリーフィールドに、search と入力します。search コマンドを実行すると、Visual Web ターミナルにより、検索機能が利用可能かどうかが確認されます。検索機能を利用できない場合には、メッセージで、この機能がインストールされていないか、単に利用できないかが示されます。インストールされていても利用できない場合は、ネットワークの問題の可能性があります。
  3. search コマンドの後ろにスペースを追加します。検索に使用できるフィルターのリストが表示されます。フィルターの一覧は、お使いの環境やロールパーミッションで利用可能なリソースにより異なるので、空白の場合があります。
  4. 一覧からフィルターを 1 つを選択します。選択したフィルターがコマンドラインの検索条件に追加され、選択内容の次のレベルのフィルターが表示されます。ヒント: 一覧からフィルターを選択するのではなく、search コマンドの後に文字列を入力することも可能です。
  5. オプション: 必要なフィルターがコマンドにすべて含まれるまで、各フィルターエントリーの後に空白を 1 つ入力して、フィルターを追加していきます。
  6. 検索条件を追加し終えたら、Enter を押して検索を実行します。

結果を特定のフィールドで絞り込むことができます。以下の例を参照してください。

  • kind:pod など、フィールド 1 つを検索すると、Pod リソースすべてが返されます。
  • kind:pod namespace:default など、複数のフィールドを検索すると、デフォルトの namespace にある Pod が返されます。

また、(>, >=, <, <=,!=) などの文字を使用して、条件を指定した検索も可能です。

以下の例を参照してください。

  • kind:pod status:!Running を検索すると、ステータスが Running ではない Pod リソースすべてが返されます。
  • kind:pod restarts:>1 を検索すると、最低でも 2回再起動した全 Pod が返されます。

検索では、検索要求の条件に合致するリソースと、関連のリソースを表示するリンクが返されます。全リソースを表示すると、リソースが、システム内の他のリソースとどのように対話しているかが視覚的に確認できます。

検索結果は、kind でグループ化され、リソースの kind ごとに表でグループ化されます。行と列のヘディングを選択して、表の中のデータを整理できます。

コンソールで保存した検索は、savedsearches コマンドを入力して、実行する検索を選択すると、使用できます。

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