1.4. Visual Web ターミナル (テクノロジープレビュー)
Red Hat Advanced Cluster Management for Kubernetes Visual Web ターミナルは、テクノロジープレビュー機能です。Visual Web ターミナルを使用すると、クラスター全体で多くのコマンドを実行できます。コンソールを完全に終了せずにコマンドを実行して、出力を取得します。標準のターミナルでできる操作と同様に、複数のコマンドを実行できます。
Visual Web ターミナルでは、クラスターのリソースデータを返すコマンドは、標準のターミナルで表示されるプレーンテキストではなく、インタラクティブな表形式で視覚的に表示されます。データが表示され、行をクリックすると、そのリソースの詳細が表示されます。
デフォルトでは、Visual Web ターミナルには、ハブクラスター向けの Red Hat Advanced Cluster Management でサポートされる最新の OpenShift Container Platform バージョンと同等の oc
、kubectl
、helm
および subctl
CLI バイナリーのバージョンが含まれます。
以下のコマンドを実行してバージョンを確認できます。
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oc version
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kubectl version
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helm version
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subctl version
注記:
Visual Web ターミナルに表示される情報は、ユーザーのパーミッションにより限定されます。コマンドを実行すると、表示権限を持つアイテムのみが表示されます。
同時に実行するセッションが 10 個以上ある場合に、コマンドの実行時に応答時間が遅くなる可能性があります。
Visual Web ターミナルは、ハブクラスターコンソールでログイン済みのクラウドに接続されます。
1.4.1. セッションの開始
Visual Web ターミナルにアクセスするには、以下の手順を実行します。
- コンソールにログインします。
- ターミナルにアクセスするには、新規タブで表示できるコンソールのナビゲーションから、または、コンソールの Header から Visual Web ターミナル アイコンを選択します。ヘッダーから新しいタブで開くか、現在のタブで開くか選択します。