1.2. コンソールの概要


コンソールの表示、管理、またはカスタマイズに使用可能なコンソールのコンポーネントについて説明します。

以下で Red Hat Advanced Cluster Management for Kubernetes コンソールの ナビゲーション のイメージを参照してください。このコンソールについては、後続の各セクションで詳細を説明します。ナビゲーションに、主要な実稼働機能があることが分かります。

Navigation

1.2.1. コンソールのコンポーネント

1.2.2. OpenShift Container Platform コンソールプラグイン

OpenShift Container Platform 4.10 および Red Hat Advanced Cluster Management 2.5 では、Red Hat Advanced Cluster Management Web コンソールを OpenShift Container Platform コンソールに統合できます。この機能を使用するには、コンソールプラグインを有効にして、All Clusters ビューからアクセスできるようにする必要があります。

新規インストールの場合、コンソールプラグインはデフォルトで有効になっています。以前のバージョンの Red Hat Advanced Cluster Management からアップグレードして、プラグインを有効にしたい場合、またはプラグインを無効にしたい場合は、以下の手順を参照してください。

  1. プラグインを無効にするには、OpenShift Container Platform コンソールの Administrator パースペクティブにいることを確認してください。
  2. ナビゲーションで Administration を探し、Cluster Settings をクリックし、続いて Configuration タブをクリックします。
  3. Configuration resources のリストから、operator.openshift.io API グループが含まれる Console リソースをクリックします。この API グループには、Web コンソールのクラスター全体の設定が含まれています。
  4. Console plug-ins タブをクリックします。acm プラグインと mce プラグインの両方がリストされています。
  5. テーブルからプラグインのステータスを変更します。しばらくすると、コンソールを更新するように求められます。

プラグインが有効になっている OpenShift Container Platform 4.10 の場合、ドロップダウンメニューから All Clusters を選択することにより、クラスタースイッチャーから OpenShift Container Platform コンソール内の Red Hat Advanced Cluster Management にアクセスできます。OpenShift Container Platform バージョン 4.8 から 4.10 でプラグインが有効になっていない場合、Red Hat Advanced Cluster Management はパースペクティブスイッチャーで使用できます。

Networking > Routes をクリックして、スタンドアロンまたは個別の Red Hat Advanced Cluster Management Web コンソールにアクセスすることもできます。

1.2.3. ホーム

Red Hat Advanced Cluster Management for Kubernetes の Home ページから、製品の詳細情報を取得して、ヘッダー機能や製品の主要なコンポーネントのページにアクセスできます。

  • Welcome ページおよび Overview にアクセスすると、クラスターを可視化できます。

    以下のようなクラスター情報を 概要 ダッシュボードで表示できます。

    • マネージドクラスターからのメトリクスデータ (Grafana リンクを選択)
    • すべてのクラスターおよび各プロバイダーのクラスターとノードの数
    • クラスターの状態
    • クラスターのコンプライアンス
    • Pod のステータス
  • Grafana を選択して Grafana ダッシュボードにアクセスします。
  • Clusters ページで Add provider connections タブを選択します。

Home タブからも Search を利用できます。Search については、Search in the console を参照してください。

1.2.4. インフラストラクチャー

クラスター から新規クラスターを作成したり、既存のクラスターをインポートしたりできます。Automation から Ansible テンプレートを作成できます。

クラスターの管理の詳細については、マルチクラスターエンジン Operator クラスターのライフサイクルの概要 を参照してください。

さらに、マネージドクラスターで実行する Ansible Tower タスクの設定 で、これらのクラスタータイプに関する特定の情報を参照してください。

1.2.5. アプリケーション

アプリケーションを作成し、.yaml ファイルを編集します。各アプリケーションの概要またはより詳細な情報にアクセスします。アプリケーションリソースの詳細は、アプリケーションの管理 を参照してください。

1.2.6. ガバナンス

.yaml ファイルを作成および編集して、ポリシーを作成します。Governance ダッシュボードを使用して、ポリシーとポリシーコントローラーを管理します。

詳細は、ガバナンス を参照してください。

1.2.7. 認証情報

認証情報では、クラウドプロバイダーのアクセス情報を保存します。1 つのプロバイダーのドメインごとに独自の認証情報が必要になるのと同様に、プロバイダーアカウントごとに独自の認証情報が必要です。

クレデンシャルを確認するか、クレデンシャルを追加します。

プロバイダーおよびクレデンシャルの詳細は、クレデンシャルの管理の概要 を参照してください。

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