15.2. Red Hat Advanced Cluster Security for Kubernetes の設定


Jira サーバーの URL とユーザーのクレデンシャルを使用して、Red Hat Advanced Cluster Security for Kubernetes に新しい統合を作成します。

手順

  1. RHACS ポータルで、Platform Configuration Integrations に移動します。
  2. Notifier Integrations セクションまでスクロールダウンし、Jira Software を選択します。
  3. New Integration をクリックします。
  4. Integration Name の名前を入力します。
  5. Username ボックスと Password or API Token ボックスにユーザーのクレデンシャルを入力します。
  6. Issue Type に、有効な Jira Issue Type (TaskSub-taskBug など) を入力します。
  7. Jira URL ボックスに Jira サーバーの URL を入力します。
  8. 問題を作成するプロジェクトのキーを Default Project ボックスに入力します。
  9. Annotation Key For Project ボックスを使用して、さまざまな Jira プロジェクトで課題を作成します。
  10. Jira プロジェクトでカスタムプライオリティーを使用する場合は、Priority Mapping トグルを使用してカスタムプライオリティーを設定します。
  11. JIRA プロジェクトで必須のカスタムフィールドを使用する場合は、Default Fields JSON (Necessary If Required Fields) ボックスに JSON 値として入力します。以下に例を示します。

    {
      "customfield_10004": 3,
      "customfield_20005": "Alerts",
    }
  12. Test (checkmark アイコン) を選択して、Jira との統合が機能していることをテストします。
  13. Create (save アイコン) を選択して、設定を作成します。

15.2.1. さまざまな Jira プロジェクトで問題を作成する

Red Hat Advanced Cluster Security for Kubernetes を設定して、さまざまな Jira プロジェクトで問題を作成し、適切なチームに直接移動できるようにすることができます。

前提条件

  • アラートを送信する各プロジェクトにアクセスできるアカウントが必要。

手順

  1. デプロイ YAML ファイルに次のようなアノテーションを追加します。

    jira/project-key: <jira_project_key>
  2. Red Hat Advanced Cluster Security for KubernetesCluster Security を設定するときは、Annotation Key For Project フィールドでアノテーションキー jira/project-key を使用します。

設定が完了した後、デプロイメントの YAML ファイルにアノテーションが含まれている場合、Red Hat Advanced Cluster Security for Kubernetes はそのアノテーションに指定されたプロジェクトにアラートを送信します。それ以外の場合は、アラートがデフォルトのプロジェクトに送信されます。

15.2.2. Jira でのカスタムプライオリティーの設定

Jira プロジェクトでカスタムプライオリティーを使用している場合は、Red Hat Advanced Cluster Security for Kubernetes でそれらを設定できます。

手順

  1. Red Hat Advanced Cluster Security for Kubernetes で Jira 統合を設定しているときに、Priority Mapping トグルをオンにします。Red Hat Advanced Cluster Security for Kubernetes は JIRA プロジェクトスキーマを取得し、CRITICAL_SEVERITYHIGH_SEVERITYMEDIUM_SEVERITY、および LOW_SEVERITY フィールドの値を自動入力します。
  2. JIRA プロジェクト設定に基づいて、プライオリティーの値を確認または更新します。
  3. Test (checkmark アイコン) を選択して、Jira との統合が機能していることをテストします。
  4. Create (save アイコン) を選択して、設定を作成します。
注記

エラーが発生した場合は、Jira 統合のトラブルシューティング セクションの手順に従います。

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