4.2. 出力形式の設定
roxctl deployment check
または roxctl image check
コマンドを使用してポリシーへの準拠をチェックする場合、コマンドに -o
オプションを使用し、形式を json
、table
、csv
または junit
として指定することにより、出力形式を指定できます。このオプションは、コマンドの出力が端末にどのように表示されるかを決定します。
たとえば、次のコマンドはデプロイメントをチェックしてから、結果を csv
形式で表示します。
$ roxctl deployment check --file =<yaml_filename> -o csv
出力形式に -o
オプションを指定しない場合は、次のデフォルトの動作が使用されます。
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deployment check
およびimage check
コマンドの形式はtable
です。 -
imagescan
コマンドのデフォルトの出力形式はjson
です。これは、古いバージョンの CLI との互換性を目的とした古い JSON 形式の出力です。新しい JSON 形式で出力を取得するには、-o json
などのフォーマットでオプションを指定します。トラブルシューティングの目的でデータを収集する場合は、古い JSON 形式の出力を使用します。
出力を設定するためにさまざまなオプションを使用できます。次の表に、オプションとそれらが使用可能な形式を示します。
オプション | 説明 | フォーマット |
---|---|---|
| このオプションを使用して、JSON 出力をコンパクトな形式で表示します。 |
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| このオプションを使用して、カスタムヘッダーを指定します。 |
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| このオプションを使用して、出力からヘッダー行を省略します。 |
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| このオプションを使用して GJSON パス を指定し、出力から特定のアイテムを選択します。たとえば、デプロイメントチェックの ポリシー名 および 重大度 を取得するには、次のコマンドを使用します。 $ roxctl deployment check --file=<yaml_filename> \ -o table --headers POLICY-NAME,SEVERITY \ --row-jsonpath-expressions="{results..violatedPolicies..name,results..violatedPolicies..severity}" |
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| このオプションを使用して、同じ値を持つテーブルセルを結合します。 |
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| このオプションを使用して、ヘッダー行をコメントとして出力に含めます。 |
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| このオプションを使用して、JUnit テストスイートの名前を指定します。 |
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