14.2. 監査ログメッセージのサンプル


ログメッセージの形式は次のとおりです。

{
  "headers": {
    "Accept-Encoding": [
      "gzip"
    ],
    "Content-Length": [
      "586"
    ],
    "Content-Type": [
      "application/json"
    ],
    "User-Agent": [
      "Go-http-client/1.1"
    ]
  },
  "data": {
    "audit": {
      "interaction": "CREATE",
      "method": "UI",
      "request": {
        "endpoint": "/v1/notifiers",
        "method": "POST",
        "source": {
          "requestAddr": "10.131.0.7:58276",
          "xForwardedFor": "8.8.8.8",
        },
        "sourceIp": "8.8.8.8",
        "payload": {
          "@type": "storage.Notifier",
          "enabled": true,
          "generic": {
            "auditLoggingEnabled": true,
            "endpoint": "http://samplewebhookserver.com:8080"
          },
          "id": "b53232ee-b13e-47e0-b077-1e383c84aa07",
          "name": "Webhook",
          "type": "generic",
          "uiEndpoint": "https://localhost:8000"
        }
      },
      "status": "REQUEST_SUCCEEDED",
      "time": "2019-05-28T16:07:05.500171300Z",
      "user": {
        "friendlyName": "John Doe",
        "role": {
          "globalAccess": "READ_WRITE_ACCESS",
          "name": "Admin"
        },
        "username": "john.doe@example.com"
      }
    }
  }
}
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リクエストの送信元 IP アドレスがソースパラメーターに表示されるため、監査ログリクエストを調査し、その送信元を特定することが容易になります。

リクエストの送信元 IP アドレスを決定するために、RHACS は次のパラメーターを使用します。

  • xForwardedFor: X-Forwarded-For ヘッダー。
  • requestAddr: リモートアドレスヘッダー。
  • sourceIp: HTTP リクエストの IP アドレス。
重要

ソース IP アドレスの判別は、Central を外部に公開する方法によって異なります。次のオプションを検討できます。

  • Kubernetes 外部ロードバランサーサービスタイプを使用して Google Kubernetes Engine (GKE) または Amazon Elastic Kubernetes Service (Amazon EKS) で Central を実行している場合など、Central をロードバランサーの背後で公開する場合は、クライアントソース IP の保持 を参照してください。
  • X-Forwarded-For ヘッダー を使用してリクエストを転送する Ingress コントローラーの背後で Central を公開する場合、設定を変更する必要はありません。
  • TLS パススルールートを使用して Central を公開する場合、クライアントの送信元 IP アドレスを特定できません。クラスター内部 IP アドレスは、クライアントの送信元 IP アドレスとして送信元パラメーターに表示されます。
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