13.5. スキャンの設定
アクティブなイメージと非アクティブなイメージの自動スキャンなど、スキャンの設定を指定できます。
13.5.1. アクティブなイメージの自動スキャン
Red Hat Advanced Cluster Security for Kubernetes はアクティブなイメージを定期的にスキャンし、イメージスキャン結果を更新して最新の脆弱性定義を反映します。アクティブなイメージは、お使いの環境にデプロイしたイメージです。
Red Hat Advanced Cluster Security for Kubernetes 3.0.57 から、イメージの ウォッチ 設定を指定して、非アクティブなイメージの自動スキャンを有効にできます。
Central は、Scanner またはその他の統合イメージスキャナーからすべてのアクティブなイメージのスキャン結果を取得し、その結果を 4 時間ごとに更新します。
roxctl
CLI を使用して、オンデマンドでイメージスキャンの結果を確認することもできます。
13.5.2. 非アクティブなイメージのスキャン
Red Hat Advanced Cluster Security for Kubernetes (RHACS) は、すべてのアクティブな (デプロイされた) イメージを 4 時間ごとにスキャンし、イメージスキャンの結果を更新して最新の脆弱性定義を反映します。
非アクティブな (デプロイされていない) イメージを自動的にスキャンするように RHACS を設定することもできます。
手順
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RHACS ポータルで、Vulnerability Management
Results をクリックします。 -
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Inactive images をクリックします。 - Manage watched images をクリックします。
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Image name フィールドに、レジストリーで始まりイメージタグで終わる完全修飾イメージ名を入力します (例:
docker.io/library/nginx:latest
)。 - Add image to watch list をクリックします。
オプション: 監視対象のイメージを削除するには、Manage watched images ウィンドウでイメージを見つけて、Remove watch をクリックします。
重要RHACS ポータルで、Platform Configuration
System Configuration をクリックして、データ保持設定を表示します。 ウォッチリストから削除されたイメージに関連するすべてのデータは、System Configuration ページに記載されている日数の間 RHACS ポータルに表示され続け、その期間が終了した後にのみ削除されます。
- Close をクリックして Inactive images ページに戻ります。