14.2. イメージの署名を検証してイメージの整合性を確保する
イメージの整合性を検証するには、信頼できるソースがイメージに署名したことを確認する必要があります。署名統合に対して透明性ログ検証を有効にしている場合は、スキャンに有効な透明性ログバンドルが含まれていることを確認する必要もあります。
マルチアーキテクチャーイメージの場合、ランタイムの解決の問題を回避するために、インデックスとアーキテクチャー固有のダイジェストの両方に署名する必要があります。
前提条件
署名統合を作成している。
署名統合を作成する方法の詳細は、「署名統合を使用したコンテナーイメージの保護」を参照してください。
手順
roxctl
CLI を使用してイメージ署名をスキャンするには、次のコマンドを実行します。roxctl image scan \ --image=<registry>/<repository>/<image>@<digest> \ --force-insecure-skip-tls-verify
$ roxctl image scan \ --image=<registry>/<repository>/<image>@<digest> \ --force-insecure-skip-tls-verify
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow ここでは、以下のようになります。
<registry>
-
コンテナーイメージレジストリーを指定します。たとえば、
quay.io
などです。 <repository>
-
コンテナーイメージのリポジトリーを指定します。たとえば、
quay
などです。 <image>
-
スキャンするコンテナーイメージの名前を指定します。たとえば、
busybox
などです。 <digest>
-
コンテナーイメージのダイジェストを指定します。たとえば、
sha256:92f3298bf80a1ba949140d77987f5de081f010337880cd771f7e7fc928f8c74d
などです。
出力に署名が含まれていることを確認します。署名統合に対して透明性ログ検証が有効になっている場合は、出力に透明性ログへの組み込みの証明を含む Rekor バンドルが含まれていることを確認します。
署名統合に対して証明書検証が有効になっている場合は、出力に証明書検証データが含まれていることを確認します。