第2章 サンプルパイプラインについて
サンプルテンプレートリポジトリー内の Pipeline as Code (pac) URL を更新し、ワークフローに一致するようにサンプルパイプラインリポジトリーをカスタマイズする方法を学習します。pac URL をカスタマイズすることで、CI/CD 要件に合わせたカスタムパイプラインを統合することができます。
サンプルパイプラインリポジトリーには、組織の特定の CI/CD ワークフロー用にカスタマイズできる機能テンプレートがあります。サンプルパイプラインリポジトリーでは、pac ディレクトリーにいくつかの主要なパイプラインテンプレートが含まれています。
-
gitops-repo: このディレクトリーには、GitOps リポジトリー内のプルリクエストを検証するためのパイプライン定義が保存されます。これは、pipelinesディレクトリーにあるgitops-pull-requestパイプラインをトリガーし、イメージの更新が組織の標準に準拠していることを検証します。この設定は、プロモートワークフローにとって重要です。このワークフローでは、開発からステージング環境まで、またはステージングから実稼働環境へと、アプリケーションのデプロイメントの状態が順番に前進されます。gitops-repoのパイプライン定義の詳細は、Gitops Pipelines を参照してください。 -
pipelines: このディレクトリーには、gitops-repoとsource-repoの両方のイベントハンドラーが参照するビルドおよび検証パイプラインの実装が格納されます。このディレクトリーの内容を調べることで、パイプラインが実行する特定のアクションや、パイプラインがアプリケーションのセキュアなプロモーションおよびデプロイメントに貢献する方法を理解できます。 -
source-repo: このディレクトリーは、Dockerfile ベースのセキュアなサプライチェーンソフトウェアのビルドに特化しています。このディレクトリーには、ソースを複製し、アーティファクトを生成および署名し (イメージ署名の.sig、アテステーションの.att、Software Bill of Materials の.sbomなど)、これらをユーザーのイメージレジストリーにプッシュするためのパイプライン定義が含まれます。source-repoのパイプライン定義の詳細は、Shared Git resolver model for shared pipeline and tasks を参照してください。 -
tasks: このディレクトリーには、組織のニーズに合わせて追加または変更できるタスクのコレクションが格納されます。たとえば、Advanced Cluster Security (ACS) タスクを代替のチェックに置き換えたり、まったく新しいタスクをパイプラインに統合して機能とコンプライアンスを強化したりできます。