6.5.2. Kafka Exporter アラートルールの例
メトリクスをデプロイメントに導入するステップが実行済みである場合、Kafka Exporter をサポートするアラート通知ルールを使用するよう Kafka クラスターがすでに設定された状態になっています。
Kafka Exporter のルールは prometheus-rules.yaml
に定義されており、Prometheus でデプロイされます。詳細は、「Prometheus」を参照してください。
Kafka Exporter に固有のサンプルのアラート通知ルールには以下があります。
UnderReplicatedPartition
- トピックで複製の数が最低数未満であり、ブローカーがパーティションで十分な複製を作成していないことを警告するアラートです。デフォルトの設定では、トピックに複製の数が最低数未満のパーティションが 1 つ以上ある場合のアラートになります。このアラートは、Kafka インスタンスがダウンしているか Kafka クラスターがオーバーロードの状態であることを示す場合があります。レプリケーションプロセスを再起動するには、Kafka ブローカーの計画的な再起動が必要な場合があります。
TooLargeConsumerGroupLag
- 特定のトピックパーティションでコンシューマーグループのラグが大きすぎることを警告するアラートです。デフォルト設定は 1000 レコードです。ラグが大きい場合、コンシューマーが遅すぎてプロデューサーの処理に追い付いてない可能性があります。
NoMessageForTooLong
- トピックが一定期間にわたりメッセージを受信していないことを警告するアラートです。この期間のデフォルト設定は 10 分です。この遅れは、設定の問題により、プロデューサーがトピックにメッセージを公開できないことが原因である可能性があります。
これらのルールのデフォルト設定は、特定のニーズに合わせて調整してください。