6.6.2. Kafka Bridge Grafana ダッシュボードの有効化
Kafka Bridge を Kafka クラスターでデプロイした場合、Grafana により公開されるメトリクスデータを表示するように Grafana を有効化できます。
Kafka Bridge ダッシュボードは、JSON ファイルとして提供され、examples/metrics
ディレクトリーに含まれています。
-
strimzi-kafka-bridge.json
メトリクスデータが収集されると、Kafka Bridge のチャートにデータが反映されます。
- Kafka Bridge
以下のメトリクスを表示します。
- Kafka Bridge への HTTP 接続の数
- 処理中の HTTP リクエストの数
- HTTP メソッドごとに 1 秒あたり処理されるリクエスト
- レスポンスコード (2XX、4XX、5XX) ごとの要求レートの合計
- 1 秒あたりの受信および送信バイト数
- Kafka Bridge エンドポイントごとのリクエスト
- Kafka Bridge 自体によって使用される Kafka コンシューマー、プロデューサー、および関連するオープン接続の数
Kafka プロデューサー:
- 1 秒あたり送信される平均のレコード数 (トピックごとにグループ化)
- 1 秒あたりすべてのブローカーに送信される発信バイト数 (トピックごとにグループ化)
- エラーとなったレコードの 1 秒あたりの平均数 (トピックごとにグループ化)
Kafka コンシューマー:
- 1 秒あたり消費される平均のレコード数 (clientId-topic ごとにグループ化)
- 1 秒あたり消費される平均のバイト数 (clientId-topic ごとにグループ化)
- 割り当てられるパーティション (clientId ごとにグループ化)
- 使用されている JVM メモリー
- JVM ガベージコレクションの時間
- JVM ガベージコレクションの数