6.5.5. Kafka Exporter Grafana ダッシュボードの有効化
AMQ Streams には、Grafana のダッシュボード設定ファイルのサンプル が含まれています。Kafka Exporter ダッシュボードは、JSON ファイルとして提供され、examples/metrics
ディレクトリーに含まれています。
-
strimzi-kafka-exporter.json
Kafka Exporter を Kafka クラスターでデプロイした場合、公開されるメトリクスデータを Grafana ダッシュボードで可視化できます。
前提条件
この手順では、Grafana ユーザーインターフェースにアクセスでき、Prometheus がデータソースとして追加されていることを前提とします。ユーザーインターフェースに初めてアクセスする場合は、「Grafana」を参照してください。
手順
- Grafana ユーザーインターフェースにアクセスします。
Strimzi Kafka Exporter ダッシュボードを選択します。
メトリクスデータが収集されると、Kafka Exporter のチャートにデータが反映されます。
- AMQ Streams Kafka Exporter
以下のメトリクスを表示します。
- トピックの数
- パーティションの数
- レプリカの数
- In-Sync レプリカの数
- 複製の数が最低数未満であるパーティションの数
- 最小の In-Sync レプリカ数にあるパーティション
- 最小の In-Sync レプリカ数未満のパーティション
- 優先ノードにないパーティション
- 毎秒のトピックからのメッセージ
- 毎秒消費されるトピックからのメッセージ
- コンシューマーグループごとに毎分消費されるメッセージ
- コンシューマーグループごとのラグ
- パーティションの数
- 最新のオフセット
- 最も古いオフセット
Grafana のチャートを使用して、ラグを分析し、ラグ削減の方法が対象のコンシューマーグループに影響しているかどうかを確認します。たとえば、ラグを減らすように Kafka ブローカーを調整すると、ダッシュボードには コンシューマーグループごとのラグ のチャートが下降し 毎分のメッセージ消費 のチャートが上昇する状況が示されます。