9.2. プロトコルロギングの有効化
デバッグ時には、Qpid Proton AMQP 1.0 ライブラリーから追加のプロトコルトレースロギングを有効にすると便利です。これを行うには、以下の 2 つの方法があります。
-
環境変数 (Java システムプロパティーではない)
PN_TRACE_FRM
を1
に設定します。変数が1
に設定されると、Proton はフレームロギングをコンソールに出力します。 -
amqp.traceFrames=true
オプションを 接続 URI に追加し、org.apache.qpid.jms.provider.amqp.FRAMES
ロガーをログレベルTRACE
に設定します。これにより、プロトコルトレーサーが Proton に追加され、ログの出力が含まれます。
入力および出力バイトの低レベルのトレースを出力するようにクライアントを設定することもできます。これを有効にするには、接続 URI に transport.traceBytes=true
オプションを追加し、org.apache.qpid.jms.transports.netty.NettyTcpTransport
ロガーをログレベル DEBUG
に設定します。