1.6. メトリクスの設定
メトリクスは、カスタムリソースのデプロイ時に自動作成される ConfigMap を使用して設定されるようになりました。
metricsConfig
プロパティーを使用して、Kafka コンポーネントの Prometheus メトリクスを有効化および設定します。metricsConfig
プロパティーには、Prometheus JMX exporter の追加設定が含まれる ConfigMap への参照が含まれます。
Kafka のメトリクス設定例
apiVersion: kafka.strimzi.io/v1beta2 kind: Kafka metadata: name: my-cluster spec: kafka: # ... metricsConfig: type: jmxPrometheusExporter valueFrom: configMapKeyRef: name: my-config-map key: my-key # ... zookeeper: # ...
ConfigMap は、JMX Prometheus エクスポーターの YAML 設定をキーの下に保存します。
Kafka のメトリクス設定が含まれる ConfigMap の例
kind: ConfigMap apiVersion: v1 metadata: name: my-configmap data: my-key: | lowercaseOutputName: true rules: # Special cases and very specific rules - pattern: kafka.server<type=(.+), name=(.+), clientId=(.+), topic=(.+), partition=(.*)><>Value name: kafka_server_$1_$2 type: GAUGE labels: clientId: "$3" topic: "$4" partition: "$5" # further configuration
追加設定なしで Prometheus メトリクスのエクスポートを有効にするには、metricsConfig.valueFrom.configMapKeyRef.key
配下に空のファイルが含まれる ConfigMap を参照します。空のファイルを参照する場合、名前が変更されていない限り、すべてのメトリクスが公開されます。
4章非推奨の機能 の説明にあるように、spec.metrics
プロパティーは非推奨になりました。
「共通の設定プロパティー」を参照してください。