13.2.26. KafkaJmxOptions スキーマ参照
KafkaClusterSpec
, KafkaConnectS2ISpec
, KafkaConnectSpec
, KafkaMirrorMaker2Spec
で使用
JMX 接続オプションを設定します。
JMX メトリクスは、9999 で JMX ポートを開いて、Kafka ブローカー、Kafka Connect、および MirrorMaker 2.0 から取得されます。パスワードで保護されたJMXポート、または保護されていないJMXポートを設定するには、jmxOptions
プロパティを使用します。パスワードで保護すると、未許可の Pod によるポートへの不正アクセスを防ぐことができます。
その後、コンポーネントに関するメトリクスを取得できます。
たとえば、Kafka ブローカーごとに、クライアントからのバイト/秒の使用度データや、ブローカーのネットワークの要求レートを取得することができます。
JMXポートのセキュリティを有効にするには、authentication
フィールドのtype
パラメータをpassword
に設定します。
パスワードで保護された JMX の設定例
apiVersion: kafka.strimzi.io/v1beta2 kind: Kafka metadata: name: my-cluster spec: kafka: # ... jmxOptions: authentication: type: "password" # ... zookeeper: # ...
次に、対応するブローカーを指定して、Pod をクラスターにデプロイし、ヘッドレスサービスを使用して JMX メトリクスを取得できます。
たとえば、ブローカー 0 から JMX メトリクスを取得するには、以下を指定します。
"CLUSTER-NAME-kafka-0.CLUSTER-NAME-kafka-brokers"
CLUSTER-NAME-kafka-0
はブローカーポッドの名前、CLUSTER-NAME-kafka-brokers
はブローカーポッドのIPを返すヘッドレスサービスの名前です。
JMX ポートがセキュアである場合、Pod のデプロイメントで JMX Secret からユーザー名とパスワードを参照すると、そのユーザー名とパスワードを取得できます。
保護されていないJMXポートの場合は、空のオブジェクト{}
を使用して、ヘッドレスサービスのJMXポートを開きます。保護されたポートと同じ方法で Pod をデプロイし、メトリクスを取得できますが、この場合はどの Pod も JMX ポートから読み取ることができます。
オープンポート JMX 設定の例
apiVersion: kafka.strimzi.io/v1beta2 kind: Kafka metadata: name: my-cluster spec: kafka: # ... jmxOptions: {} # ... zookeeper: # ...
関連情報
- JMX を使用して公開される Kafka コンポーネントメトリクスの詳細は、Apache Kafka のドキュメントを参照してください。
13.2.26.1. KafkaJmxOptions
スキーマプロパティ
プロパティー | 説明 |
---|---|
authentication |
JMX ポートに接続するための認証設定。タイプは、指定のオブジェクト内の |