7.2. 永続サブスクリプションの作成
永続サブスクリプションは、メッセージの受信側を表すリモートサーバーの状態です。通常、クライアントが閉じられると、メッセージ受信側は破棄されます。ただし、永続サブスクリプションは永続的であるため、クライアントはこれらのサブスクリプションの割り当てを解除してから、後で再度アタッチすることができます。デタッチ中に受信したすべてのメッセージは、クライアントの再割り当て時に利用できます。
永続サブスクリプションは、クライアントコンテナー ID とレシーバー名を組み合わせてサブスクリプション ID を形成することで一意に識別されます。サブスクリプションが回復できるようにするには、これらの値に安定した値が必要です。
永続サブスクリプションを作成するには、以下の手順に従います。
接続コンテナー ID を
client-1
などの安定した値に設定します。Connection conn = new Connection(new Address(connUrl), SaslProfile.Anonymous, new Open() { ContainerId = "client-1" }, null);
Durable
プロパティーおよびExpiryPolicy
プロパティーを設定して、受信側のソースを耐久性のあるものにします。Source source = new Source() { Address = "notifications", Durable = 2, ExpiryPolicy = new Symbol("never"), };
sub-1
などの安定した名前で受信側を作成し、ソースプロパティーを適用します。ReceiverLink receiver = new ReceiverLink(session, "sub-1", source, null);
サブスクリプションからデタッチするには、受信側を明示的に閉じることなく接続を閉じます。サブスクリプションを終了するには、受信側を直接閉じます。
詳細は、DurableSubscribe.cs の例を参照してください。