8.2. プロデューサーウィンドウサイズの設定
ウィンドウサイズは、クレジットを基にブローカーとプロデューサーの間でネゴシエートされます。これは、ウィンドウの各バイトに対して 1 クレジットです。メッセージが送信されおよびクレジットが使用されると、プロデューサーは、さらにメッセージを送信する前に、ブローカーにクレジットを要求し、それが付与される必要があります。プロデューサーとブローカー間のクレジットの交換により、プロデューサーとブローカー間のデータフローが制限されます。
以下の例は、AMQ Core Protocol JMS を使用する場合にプロデューサーウインドウサイズを 1024 バイトに設定する方法を示しています。
手順
クライアントが JNDI を使用して接続ファクトリーをインスタンス化する場合は、接続文字列 URL の一部として
producerWindowSize
パラメーターを含めます。JNDI コンテキスト環境内に URL を格納します。以下の例では、jndi.properties
ファイルを使用して URL を格納します。java.naming.factory.initial=org.apache.activemq.artemis.jndi.ActiveMQInitialContextFactory java.naming.provider.url=tcp://localhost:61616?producerWindowSize=1024
クライアントが JNDI を使用して接続ファクトリーをインスタンス化しない場合は、値を
ActiveMQConnectionFactory.setProducerWindowSize()
に渡します。ConnectionFactory cf = ActiveMQJMSClient.createConnectionFactory(...) cf.setProducerWindowSize(1024);