5.2. TCP オプション
プレーン TCP を使用してリモートサーバーに接続する場合、以下のオプションは基礎となるソケットの動作を指定します。これらのオプションは、他の設定オプションと共に接続 URI に追加されます。
例: トランスポートオプションを持つ接続 URI
amqp://localhost:5672?jms.clientID=foo&transport.connectTimeout=30000
TCP トランスポートオプションの完全なセットを以下に示します。
- transport.sendBufferSize
- 送信バッファーサイズ (バイト単位)。デフォルトは 65536 (64 KiB) です。
- transport.receiveBufferSize
- 受信バッファーサイズ (バイト単位)。デフォルトは 65536 (64 KiB) です。
- transport.trafficClass
- デフォルトは 0 です。
- transport.connectTimeout
- デフォルトは 60 秒です。
- transport.soTimeout
- デフォルトは -1 です。
- transport.soLinger
- デフォルトは -1 です。
- transport.tcpKeepAlive
- デフォルトは false です。
- transport.tcpNoDelay
- 有効な場合、TCP 送信の遅延やバッファーを行いません。これはデフォルトで有効になっています。
- transport.useEpoll
- 利用できる場合は、NIO レイヤーではなくネイティブの epoll IO レイヤーを使用します。これにより、パフォーマンスが向上します。これはデフォルトで有効になっています。