1.4. 用語および概念
本セクションでは、コア API エンティティーを紹介し、それらが一緒に操作する方法を説明します。
エンティティー | 説明 |
---|---|
| 接続を作成するエントリーポイント。 |
| ネットワーク上の 2 つのピア間の通信用のチャネル。これにはセッションが含まれます。 |
| メッセージを生成および消費するためのコンテキスト。メッセージプロデューサーとコンシューマーが含まれます。 |
| メッセージを宛先に送信するためのチャネル。ターゲットの宛先があります。 |
| 宛先からメッセージを受信するためのチャネル。ソースの宛先があります。 |
| メッセージの名前付きの場所 (キューまたはトピックのいずれか)。 |
| メッセージの保存されたシーケンス。 |
| マルチキャスト配布用のメッセージの保存されたシーケンス。 |
| アプリケーション固有の情報部分。 |
AMQ OpenWire JMS は メッセージ を送受信します。メッセージは、メッセージプロデューサーとコンシューマーを使用して、接続されたピア間で転送されます。プロデューサーおよびコンシューマーは セッション 上で確立されます。セッションはコネクション上で確立されます。コネクションは接続ファクトリーによって作成されます。
送信ピアは、メッセージを送信するためにプロデューサーを作成します。プロデューサーには、リモートピアでターゲットキューまたはトピックを識別する 宛先 があります。受信ピアは、メッセージを受信するためにコンシューマーを作成します。プロデューサーと同様に、コンシューマーにはリモートピアでソースキューまたはトピックを識別する宛先があります。
宛先は、キューまたはトピックのいずれかです。JMS では、キューとトピックはメッセージを保持する名前付きブローカーエンティティーのクライアント側表現です。
キューは、ポイントツーポイントセマンティクスを実装します。各メッセージは 1 つのコンシューマーによってのみ認識され、メッセージは読み取り後にキューから削除されます。トピックはパブリッシュ/サブスクライブセマンティクスを実装します。各メッセージは複数のコンシューマーによって認識され、メッセージは読み取り後も他のコンシューマーが利用できます。
詳細は「JMS tutorial」を参照してください。