第2章 改良された機能


このリリースで改良された機能は次のとおりです。

2.1. Kafka 2.4.0 で改良された機能

Kafka 2.4.0 に導入された改良機能の概要は『Kafka 2.4.0 Release Notes』を参照してください。

2.2. Kafka Bridge による分散トレースのサポート

AMQ Streams on OpenShift の Kafka Bridge コンポーネントで、Jaeger を使用した分散トレースがサポートされるようになりました。

Kafka Bridge は、Kafka Bridge と HTTP クライアントとの間でメッセージを送受信する場合や、HTTP クライアントがリクエストを Kafka Bridge REST API に送信しコンシューマーを作成してメッセージを取得する場合などに、トレースを生成します。これらのトレースは Jaeger ユーザーインターフェースで表示できます。

Kafka Bridge のトレースを有効にするには、Jaeger トレースの KafkaBridge カスタムリソースを設定します。以下に例を示します。

apiVersion: kafka.strimzi.io/v1beta1
kind: KafkaBridge
metadata:
  name: my-bridge
spec:
  #...
  template:
    bridgeContainer:
      env:
        - name: JAEGER_SERVICE_NAME
          value: my-jaeger-service
        - name: JAEGER_AGENT_HOST
          value: jaeger-agent-name
        - name: JAEGER_AGENT_PORT
          value: "6831"
  tracing:
    type: jaeger
#...

kubectl apply を使用して、Kafka クラスターのリソースを更新します。リソースが更新されると、設定に基づいた Jaeger トレーサーが Kafka Bridge によって初期化されます。

分散トレーシング」および「MirrorMaker、Kafka Connect、および Kafka Bridge リソースでのトレースの有効化」を参照してください。

2.3. ユーザークォータ

ユーザークォータは、Kafka ブローカーへのアクセスに関し、ユーザーが定義されたアクセスレベルを超えないようにします。KafkaUser リソースで 2 種類のユーザークォータを設定できるようになりました。

  • バイトしきい値を元にしたネットワーク使用率クオータ。
  • CPU 使用率の時間制限を元にした CPU 使用率クォータ。

ユーザークォータを設定するには、KafkaUser.spec.quotas リソースの KafkaUser プロパティーを編集します。

Kafka User リソース」、「KafkaUser スキーマ参照」、および Apache Kafka ドキュメントの「Quotas」を参照してください。

2.4. PKCS #12 ストレージ

AMQ Streams は Secrets を使用して、Kafka クラスターコンポーネントおよびクライアントの秘密鍵および証明書を格納します。Secrets は、Kafka ブローカー間およびブローカーとクライアント間で TLS で暗号化された接続を確立するために使用されます。Secret は相互 TLS 認証にも使用されます。

PKCS #12 は、暗号化オブジェクトをパスワードで保護された単一のファイルに格納するためのアーカイブファイル形式 (.p12) を定義します。PKCS #12 を使用して、証明書および鍵を 1 カ所で管理できるようになりました

PKCS #12 ストレージ」を参照してください。

2.5. Kafka Connect ベースイメージの Dockerfile ユーザー

Kafka Connect ベースイメージから Docker イメージを作成するときに Dockerfile に指定された USER が変更になりました。

Expand
AMQ Streams バージョンDockerfile の USER 命令の値

1.3

USER jboss:jboss

1.4

USER 1001

Kafka Connect ベースイメージからの Docker イメージの作成」を参照してください。

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