5.10. 認証と認可のキャッシュの設定
デフォルトでは、AMQ ブローカーは、成功した認証応答および認可応答に関する情報を別のキャッシュに保存します。各キャッシュで許可されるデフォルトのエントリー数と、エントリーがキャッシュされる期間を変更できます。
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<broker-instance-dir>/etc/broker.xml
設定ファイルを開きます。 各キャッシュで許可されるデフォルトの最大エントリー数 (
1000
) を変更するには、authentication-cache-size
パラメーターとauthorization-cache-size
パラメーターを設定します。以下に例を示します。<configuration> ... <core> ... <authentication-cache-size>2000</authentication-cache-size> <authorization-cache-size>1500</authorization-cache-size> ... </core> ... </configuration>
注記キャッシュが設定された上限に達すると、最近の使用頻度が最も低いエントリーがキャッシュから削除されます。
エントリーがキャッシュされるデフォルトの期間 (
10000
ミリ秒) を変更するには、security-invalidation-interval
パラメーターを設定します。以下に例を示します。<configuration> ... <core> ... <security-invalidation-interval>20000</security-invalidation-interval> ... </core> ... </configuration>
注記security-invalidation-interval
パラメーターを0
に設定すると、認証および認可のキャッシュが無効になります。