第1章 Red Hat Ansible Automation Platform 環境での自動化メッシュのプランニング


以下のトピックでは、Ansible Automation Platform 環境で自動化メッシュのデプロイメントを計画するのに役立つ情報を提供します。以降のセクションでは、自動化メッシュトポロジーを設計する方法の例に加えて、自動化メッシュを構成する概念を説明します。シンプルなトポロジーから複雑なトポロジーまでを例に使用して、自動化メッシュをデプロイするための各種の方法を示します。

1.1. 自動化メッシュについて

自動化メッシュは、既存ネットワークを使用して互いにピアツーピア接続を確立しているノードを介して、大規模な分散ワーカーのコレクション全体で作業分散を容易にするオーバーレイネットワークです。

Red Hat Ansible Automation Platform 2 は、Ansible Tower と分離されたノードを自動化コントローラーおよび自動化ハブに置き換えます。自動化コントローラーは、UI、Restful API、RBAC、ワークフローおよび CI/CD 統合を介して自動化のコントロールプレーンを提供します。一方、Automation Mesh は、制御および実行レイヤーを構成するノードの設定、検出、変更、または修正に使用できます。

Automation Mesh では、以下が追加されました。

  • 個別にスケーリングする動的クラスター容量。これにより、ダウンタイムを最小限に抑えてノードを作成、登録、グループ化、グループ化解除、および登録解除できます。
  • コントロールプレーンと実行プレーンの分離。コントロールプレーンの容量とは関係なく Playbook の実行容量をスケーリングできます。
  • レイテンシーに対して回復性があり、サービスを停止させずに設定変更が可能で、またサービスの停止が存在する場合に動的に再ルーティングを行い別のパスを選択するデプロイメントの選択。メッシュルーティングの変更。
  • FIPS (Federal Information Processing Standards) に準拠する双方向、マルチホップのメッシュ通信の可能性を含む接続性。
トップに戻る
Red Hat logoGithubredditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。 最新の更新を見る.

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

Theme

© 2025 Red Hat