第2章 コンテンツ作成者のワークフローおよび自動化実行環境の概要
2.1. コンテンツワークフローについて
Red Hat Ansible Automation Platform 2.0 より前のバージョンでは、自動化コンテンツ開発者は非常に多くの Python 仮想環境を必要としていたため、それを管理するために独自の自動化が必要でした。このレベルの複雑性を軽減するため、Ansible Automation Platform 2.0 は仮想環境から離れ、代わりに自動化実行環境と呼ばれるコンテナーを使用しています。コンテナーは構築と管理が簡単で、チーム間や組織間での共有が容易になります。
自動化コントローラーが自動化実行環境の使用に移行するにつれて、自動化コンテンツナビゲーターや Ansible Builder などのツールを使用すると、このような自動化実行環境を独自の開発システム内でローカルに利用できるようになります。
関連情報
- Automation コンテンツナビゲーターの使用の詳細は、Ansible Navigator クリエイターガイド を参照してください。
- Ansible Builder の詳細は、実行環境の作成と消費 を参照してください。