第27章 バックアップおよび復元


システムのバックアップと復元の機能は、Ansible Automation Platform の設定用 Playbook に統合されています。詳細は、クラスター環境のバックアップおよび復元 セクションを参照してください。

注記

必ずバックアップ元と同じバージョンに復元してください。ただし、お使いの Ansible Automation Platform インストールバージョンをバックアップまたは復元する際は、リリースの最新のマイナーバージョンを使用する必要があります。たとえば、現在使用している Ansible Automation Platform のバージョンが 2.0.x の場合は、最新の 2.0 インストーラーのみを使用してください。

バックアップと復元は、現在のプラットフォームバージョンでサポートされている PostgreSQL バージョンでのみ機能します。詳細は、Red Hat Ansible Automation Platform インストールガイドRed Hat Ansible Automation Platform のシステム要件 を参照してください。

Ansible Automation Platform の設定用 Playbook は、プラットフォームインストーラーの tarball を展開したパスから setup.sh として呼び出します。インストール Playbook で使用されるものと同じインベントリーファイルを使用します。セットアップスクリプトでは、バックアップと復元用に以下の引数を指定できます。

  • -b: データベースのインストールではなくバックアップを実行します。
  • -r: データベースのインストールではなく復元を実行します。

root ユーザーとして、適切なパラメーターを指定して setup.sh を呼び出し、設定どおりに Ansible Automation Platform をバックアップまたは復元します。

root@localhost:~# ./setup.sh -b
root@localhost:~# ./setup.sh -r
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バックアップファイルは、setup.sh スクリプトと同じパスに作成されます。パスは、次の EXTRA_VARS を指定することで変更できます。

root@localhost:~# ./setup.sh -e 'backup_dest=/path/to/backup_dir/' -b
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次の例に示すように、EXTRA_VARS にデフォルト以外のパスを指定しない限り、デフォルトの復元パスが使用されます。

root@localhost:~# ./setup.sh -e 'restore_backup_file=/path/to/nondefault/backup.tar.gz' -r
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オプションで、セットアップスクリプトに引数として渡すことで、使用したインベントリーファイルをオーバーライドすることができます。

setup.sh -i <inventory file>
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27.1. Playbook のバックアップおよび復元

setup.sh 設定用 Playbook に含まれる install.yml ファイルに加えて、バックアップおよび復元用の backup.yml および restore.yml ファイルもあります。

これらの Playbook はバックアップと復元に役立ちます。

  • システム全体のバックアップでは、以下をバックアップします。

    • データベース
    • SECRET_KEY ファイル
  • システム毎のバックアップには以下が含まれます。

    • カスタム設定ファイル
    • 手動のプロジェクト
  • バックアップの復元では、バックアップされたファイルとデータが、新しくインストールして動作中の Automation Controller の 2 番目のインスタンスに復元されます。

システムを復元する際、インストーラーはバックアップファイルが存在するかどうか確認してから復元を開始します。バックアップファイルがない場合には、復元に失敗します。

注記

Automation Controller ホストが SSH キー、ホストファイル内のユーザー変数またはパスワード変数で適切にセットアップされていること、およびユーザーが sudo アクセス権を持っていることを確認してください。

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