19.6. 正式な Ansible Automation Controller のサブスクリプションの取得
すでに Red Hat 製品のサブスクリプションをお持ちの場合は、そのサブスクリプションを通じて Automation Controller サブスクリプションを取得できます。Red Hat Ansible Automation Platform および Red Hat Satellite のサブスクリプションをお持ちでない場合は、試用版サブスクリプションをリクエストできます。
手順
- Red Hat Ansible Automation Platform サブスクリプションをお持ちの場合は、Automation Controller を起動するときに Red Hat の顧客認証情報を使用して、サブスクリプション情報にアクセスします。サブスクリプションのインポート を参照してください。
Ansible 以外の Red Hat サブスクリプションまたは Satellite サブスクリプションをお持ちの場合は、次のいずれかの方法で Automation Controller にアクセスします。
- ライセンスページでユーザー名とパスワードを入力します。
- Red Hat カスタマーポータルの Subscription Allocations ページからサブスクリプションマニフェストを取得します。詳細は、Automation Controller ユーザーガイド の サブスクリプションマニフェストの取得 を参照してください。
- Red Hat Ansible Automation Platform のサブスクリプションをお持ちでない場合は、Try Red Hat Ansible Automation Platform に移動し、試用版サブスクリプションをリクエストしてください。
関連情報
サブスクリプションでサポートされる内容を確認するには、Automation Controller のライセンス、更新、およびサポート を参照してください。* サブスクリプションに問題がある場合は、セールスアカウントマネージャーまたは Red Hat カスタマーサービス (https://access.redhat.com/support/contact/customerService/) にお問い合わせください。
19.6.1. トラブルシューティング: サブスクリプションのコンプライアンスの維持
サブスクリプションには、次の 2 つのステータスがあります。
- Compliant: サブスクリプションが、サブスクリプション数以内の自動化したホストの数に対して適切であることを示します。
- Out of compliance: サブスクリプション内のホスト数を超えていることを示します。
コンプライアンスは次のように計算されます。
managed > manifest_limit => non-compliant managed =< manifest_limit => compliant
ここで、managed
は、削除されていない一意のマネージドホストの数、manifest_limit
はサブスクリプションマニフェスト内のマネージドホストの数に置き換えます。
表示されるその他の重要な情報は次のとおりです。
- Hosts automated: ライセンス数を消費する、ジョブで自動化されたホスト数。
- Hosts imported: インベントリーソースすべての一意のホスト名を考慮したホスト数。この数は、残りのホスト数 (Hosts remaining) には影響しません。
- Hosts remaining: 合計ホスト数から自動化されたホストを差し引いた数。
- Hosts deleted: 削除されたホスト (ライセンスの容量を解放します)。
- Active hosts previously deleted: 以前に削除され、現在アクティブになっているホストの数。
たとえば、ホスト 10 台分のサブスクリプションがあるとします。
- 最初は 9 台のホストでしたが、ホストを 2 台追加してから、3 台削除しました。その結果、ホストが 8 台になりました (コンプライアンス準拠)。
- 3 台のホストを再び自動化したところ、ホストが 11 台になり、サブスクリプションの上限である 10 を超えました (コンプライアンス非準拠)。
- ホストを削除する場合は、サブスクリプションの詳細を更新して、数とステータスの変更を確認します。
19.6.2. ホストアクティビティーの表示
手順
ナビゲーションパネルで
を選択して、自動化されたものや削除されたものなど、ホストに関連するアクティビティーを表示します。それぞれの一意のホスト名がリストされ、ユーザーの設定に応じて並べ替えられます。
注記スケジュールされたタスクはこれらの値を毎週自動的に更新し、最後に自動化されたのが 1 年以上前であるホストのジョブを削除します。
不要なホストを Host Metrics ビューから直接削除するには、目的のホストを選択して
をクリックします。これらは論理的に削除されるため、レコードは削除されませんが、使用されないため、サブスクリプションにはカウントされません。
詳細は、Automation Controller ユーザーガイド の トラブルシューティング: サブスクリプションのコンプライアンスの維持 を参照してください。
19.6.3. ホストメトリクスユーティリティー
Automation Controller は、コマンドラインインターフェイス (CLI) を通じて、ホストメトリクスデータとホストメトリクス概要の CSV 出力を生成する方法を提供します。API を介してホストを一括して論理削除することもできます。
詳細は、Automation Controller ユーザーガイド の ホストメトリクスユーティリティー セクションを参照してください。