28.2. Automation Analytics
ライセンスの初回インポート時に、Automation Analytics (Ansible Automation Platform サブスクリプションに含まれるクラウドサービス) を強化するデータの収集が自動的にオプトインされます。
Automation Analytics のオプトインを有効にするには、Automation Controller のインスタンスが Red Hat Enterprise Linux 上で実行されている必要があります。
Red Hat Insights と同様に、Automation Analytics は必要な最小限のデータだけを収集するように構築されています。認証情報のシークレット、個人データ、自動化変数、またはタスク出力は収集されません。
詳細は、データ収集の詳細 を参照してください。
この機能を有効または無効にするには、次の手順に従います。
- ナビゲーションパネルから を選択します。
- System オプションのリストから Miscellaneous System settings を選択します。
- Gather data for Automation Analytics スイッチを切り替えて、お客様の Red Hat 認証情報を入力します。
- をクリックします。
洞察データのコレクションがアップロードされる場所は、Details ページの Automation Analytics upload URL フィールドで確認できます。
デフォルトでは、データは 4 時間ごとに収集されます。この機能を有効にすると、最大 1 カ月 (または前回の収集まで) 遡ってデータが収集されます。このデータ収集は、システム設定ウィンドウの Miscellaneous System settings でいつでもオフにできます。
この設定は、次のエンドポイントのいずれかで INSIGHTS_TRACKING_STATE = true
を指定し、API 経由で有効にすることもできます。
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api/v2/settings/all
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api/v2/settings/system
このデータ収集から生成された Automation Analytics は、Red Hat Cloud Services ポータルで確認できます。
デフォルトのビューは Clusters データです。このグラフは、一定期間における Automation Controller クラスター全体のジョブ実行数を表します。上記の例では、1 週間分の積み上げ棒グラフが表示されています。グラフは、正常に実行されたジョブの数 (緑色) と失敗したジョブの数 (赤色) で構成されています。
クラスターを 1 つ選択して、そのジョブステータス情報を表示することもできます。
この複数の折れ線グラフは、指定した期間における単一の Automation Controller クラスターのジョブ実行数を表します。上記の例では 1 週間分が示されており、正常に実行されたジョブの数 (緑色) と失敗したジョブの数 (赤色) で構成されています。選択したクラスターの成功したジョブ実行数と失敗したジョブ実行数を、1 週間単位、2 週間単位、および月次単位で表示するように指定できます。
クラウドナビゲーションパネルで
を選択し、次の情報を表示します。28.2.1. 組織ごとの使用状況
次のグラフは、特定の組織がすべてのジョブ内で実行したタスクの数を表します。
28.2.2. 組織ごとのジョブの実行数
このグラフは、組織ごとのすべての Automation Controller クラスターでの Automation Controller の使用状況を表します。これは、組織が実行したジョブの数に基づいて計算されます。
28.2.3. 組織の状態
この棒グラフは、組織および日付別の Automation Controller の使用状況を表します。これは、組織が特定の日に実行したジョブの数に基づいて計算されます。
あるいは、組織ごとのジョブ実行数を 1 週間単位、2 週間単位、および月次単位で表示するように指定することもできます。