22.3. 組織マッピング


ユーザー名とメールアドレスに基づいて、どのユーザーをどの Automation Controller 組織に配置するかを制御する必要があります (組織の管理者とユーザーをソーシャルレベルまたはエンタープライズレベルの認証アカウントから区別します)。

ディクショナリーキーは組織名です。組織がまだ存在しておらず、ライセンスで複数の組織が許可されている場合は、組織が作成されます。それ以外の場合は、キーに関係なく、単一のデフォルト組織が使用されます。

値は、各組織のメンバーシップのオプションを定義するディクショナリーとなります。どのユーザーが自動的に組織のユーザーとなり、どのユーザーが組織を管理できるかを、組織ごとに指定できます。

admins: None、True/False、文字列または文字列のリスト/タプル

  • None の場合、組織管理者は更新されません。
  • True の場合、アカウント認証を使用するすべてのユーザーが組織の管理者として自動的に追加されます。
  • False の場合、いずれのアカウント認証ユーザーも組織の管理者として自動的に追加されません。
  • 組織に追加するユーザーのユーザー名およびメールアドレスを文字列または文字列のリストで指定する場合、先頭および末尾が / である文字列は正規表現にコンパイルされます。修飾子 i (大文字と小文字の区別なし) および m (複数行) は、末尾の / の後に指定できます。

remove_admins: True/False。デフォルトは True です。

  • True の場合、一致しないユーザーは組織の管理者リストから削除されます。
  • users: None、True/False、文字列または文字列のリスト/タプル。admins と同じルールが適用されます。
  • remove_users: True/False。デフォルトは True です。remove_admins と同じルールが適用されます。
{
    "Default": {
        "users": true
    },
    "Test Org": {
        "admins": ["admin@example.com"],
        "users": true
    },
    "Test Org 2": {
        "admins": ["admin@example.com", "/^controller-[^@]+?@.*$/i"],
        "users": "/^[^@].*?@example\\.com$/"
    }
}

組織マッピングは、アカウント認証バックエンドごとに個別に指定できます。定義した場合、上記のグローバル設定よりもこれらの設定が優先されます。

SOCIAL_AUTH_GOOGLE_OAUTH2_ORGANIZATION_MAP = {}
SOCIAL_AUTH_GITHUB_ORGANIZATION_MAP = {}
SOCIAL_AUTH_GITHUB_ORG_ORGANIZATION_MAP = {}
SOCIAL_AUTH_GITHUB_TEAM_ORGANIZATION_MAP = {}
SOCIAL_AUTH_SAML_ORGANIZATION_MAP = {}
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