4.11. インポートしたコレクションの承認


GUI または CLI のいずれかでコレクションをインポートした後、GUI を使用してコレクションを承認する必要があります。承認後、使用可能になります。

手順

  1. Automation Hub Hybrid Cloud Console にログインします。
  2. ナビゲーションパネルから、Collections Approval を選択します。
  3. 承認するコレクションの Approve をクリックします。
  4. このコレクションが Private Automation Hub で使用できるようになります。
  5. ステップ 2 と 3 を繰り返して、コレクションの依存関係をインポートします。
注記

コレクションは、ソースに関係なく「公開済み」リポジトリーに追加されます。

推奨されるコレクションは、ユースケースによって異なります。Ansible と Red Hat は こちらのコレクション を提供しています。

4.11.1. カスタム自動化実行環境

ansible-builder プログラムを使用して、カスタム実行環境イメージを作成します。非接続環境の場合、カスタム実行環境イメージは次の方法でビルドできます。

  • インターネットに接続されたシステム上で実行環境イメージをビルドし、それを非接続環境にインポートします。
  • ansible-builder を使用する通常のプロセスにいくつかの変更を加え、実行環境イメージを完全に非接続環境でビルドします。
  • 非接続環境に必要なすべての変更を含む最小限のベースコンテナーイメージを作成し、ベースコンテナーイメージからカスタム実行環境イメージをビルドします。

4.11.1.1. 非接続環境の境界を越えたカスタム実行環境イメージの転送

カスタム実行環境イメージは、インターネットに接続されたマシン上でビルドできます。実行環境を作成すると、ローカルの podman イメージキャッシュでその実行環境を使用できるようになります。このカスタム実行環境イメージを、非接続環境の境界を越えて転送することができます。

手順

  1. イメージを保存します。

    $ podman image save localhost/custom-ee:latest | gzip -c custom-ee-latest.tar.gz
    Copy to Clipboard

    sneakernet、one-way diode などの既存メカニズムを使用して、非接続環境の境界を越えてファイルを転送します。

  2. 非接続側でイメージが使用可能になったら、それをローカルの podman キャッシュにインポートし、タグを付けて非接続ハブにプッシュします。
$ podman image load -i custom-ee-latest.tar.gz
$ podman image tag localhost/custom-ee <hub_fqdn>/custom-ee:latest
$ podman login <hub_fqdn> --tls-verify=false
$ podman push <hub_fqdn>/custom-ee:latest
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