2.7. Red Hat Ansible Automation Platform のライセンス認証
組織の管理者の場合、Ansible サブスクリプションには console.redhat.com のサービスアカウントが必要です。サービスアカウントを作成 し、クライアント ID とクライアントシークレットを使用してサブスクリプションを有効にする必要があります。
管理者アクセス権がない場合は、それぞれ Client ID フィールドと Client secret フィールドに Red Hat のユーザー名とパスワードを入力して、サブスクリプションを見つけて Ansible Automation Platform インスタンスに追加できます。
クライアント ID とクライアントシークレットを入力してもサブスクリプションが見つからない場合は、サービスアカウントに正しい権限が設定されていない可能性があります。サービスアカウントの詳細とトラブルシューティングのガイダンスについては、Configure Ansible Automation Platform to authenticate through service account credentials を参照してください。
Red Hat Satellite の場合は、以下のフィールドに Satellite ユーザー名と Satellite パスワードを入力します。
Red Hat Ansible Automation Platform は、利用可能なサブスクリプションまたはサブスクリプションマニフェストを使用して、Ansible Automation Platform の使用を承認します。サブスクリプションを取得するには、次のいずれかを実行できます。
- Ansible Automation Platform を起動するときに、Red Hat のユーザー名とパスワード、サービスアカウントの認証情報、または Satellite の認証情報を使用します。
- Red Hat Ansible Automation Platform インターフェイスを使用するか、Ansible Playbook で手動でサブスクリプションマニフェストファイルをアップロードします。
2.7.1. 認証情報によるライセンス認証
Ansible Automation Platform を初めて起動すると、Ansible Automation Platform Subscription 画面が自動的に表示されます。組織管理者の場合は、Red Hat サービスアカウントを使用して、サブスクリプションを Ansible Automation Platform に直接取得およびインポートできます。
管理者アクセス権がない場合は、それぞれ Client ID フィールドと Client secret フィールドに Red Hat のユーザー名とパスワードを入力して、サブスクリプションを見つけて Ansible Automation Platform インスタンスに追加できます。
初めてログインしてプラットフォームのライセンス認証を行うと、デフォルトで Automation Analytics がオプトインされます。これは、Red Hat がユーザーエクスペリエンスを大きく改善し、製品を改良する上で役立ちます。Ansible Automation Platform のライセンス認証後、次の操作を行うことでオプトアウトできます。
-
ナビゲーションパネルから、
を選択します。 - Gather data for Automation Analytics オプションのチェックボックスをオフにします。
- をクリックします。
手順
- Red Hat Ansible Automation Platform にログインします。
- Service Account / Red Hat Satellite を選択します。
- Client ID / Satellite username と Client secret / Satellite password を入力します。
Subscription リストからサブスクリプションを選択します。
注記クラスターノードが Subscription Manager を通じて Satellite に登録されている場合は、Satellite のユーザー名とパスワードを使用することもできます。
- 使用許諾契約書を確認し、I agree to the End User License Agreement を選択します。
- をクリックします。
検証
サブスクリプションが承認されると、サブスクリプションの詳細が表示されます。Compliant のステータスは、サブスクリプションが、サブスクリプションカウント内で自動化したホストの数に準拠していることを示します。それ以外の場合、ステータスは Out of Compliance と表示され、サブスクリプション内のホスト数を超えていることを示します。表示されるその他の重要な情報は次のとおりです。
- 自動化されたホスト
- ライセンス数を消費するジョブによって自動化されたホスト数
- インポートされたホスト
- すべてのインベントリーソースを考慮したホスト数 (残りのホストには影響しません)
- 残りのホスト
- 合計ホスト数から自動化されたホストを差し引いた数
2.7.2. マニフェストファイルによるライセンス認証
サブスクリプションマニフェストがある場合は、Red Hat Ansible Automation Platform インターフェイスを使用してマニフェストファイルをアップロードできます。
初めてログインしてプラットフォームのライセンス認証を行うと、デフォルトで Automation Analytics がオプトインされます。これは、Red Hat がユーザーエクスペリエンスを大きく改善し、製品を改良する上で役立ちます。Ansible Automation Platform のライセンス認証後、次の操作を行うことでオプトアウトできます。
-
ナビゲーションパネルから、
を選択します。 - Gather data for Automation Analytics オプションのチェックボックスをオフにします。
- をクリックします。
前提条件
Red Hat カスタマーポータルから Red Hat サブスクリプションマニフェストファイルをエクスポートしている。詳細は、マニフェストファイルの取得 を参照してください。
手順
- Red Hat Ansible Automation Platform にログインします。
-
マニフェストファイルの入力をすぐに求められなかった場合は、
に移動します。 - Subscription manifest を選択します。
- をクリックして、マニフェストファイルを選択します。
- 使用許諾契約書を確認し、I agree to the End User License Agreement を選択します。
- をクリックします。
ライセンスページで USERNAME フィールドおよび PASSWORD フィールドをクリアします。
ボタンが無効になっている場合は、検証
サブスクリプションが承認されると、サブスクリプションの詳細が表示されます。Compliant のステータスは、サブスクリプションが、サブスクリプションカウント内で自動化したホストの数に準拠していることを示します。それ以外の場合、ステータスは Out of Compliance と表示され、サブスクリプション内のホスト数を超えていることを示します。表示されるその他の重要な情報は次のとおりです。
- 自動化されたホスト
- ライセンス数を消費するジョブによって自動化されたホスト数
- インポートされたホスト
- すべてのインベントリーソースを考慮したホスト数 (残りのホストには影響しません)
- 残りのホスト
- 合計ホスト数から自動化されたホストを差し引いた数
次のステップ
-
ナビゲーションパネルから
を選択し、 をクリックすると、ライセンス画面に戻ることができます。