2.3. Automation Controller 設定を使用した代替方法での容量制限
OpenShift のコントロールノードの容量は、メモリーと CPU の制限によって決まります。ただし、これらが設定されていない場合、容量は、ファイルシステム上の Pod によって検出されたメモリーと CPU (実際には、基盤となる Kubernetes ノードの CPU とメモリー) によって決まります。
これにより、そのノードに Automation Controller Pod 以外の Pod もある場合に、基盤となる Kubernetes Pod が過負荷になるという問題が発生する可能性があります。タスクコンテナーに直接制限を設定しない場合は、extra_settings
を使用できます。次の設定方法は、Custom pod timeouts セクションの Extra Settings を参照してください。
SYSTEM_TASK_ABS_MEM = 3gi SYSTEM_TASK_ABS_CPU = 750m
SYSTEM_TASK_ABS_MEM = 3gi
SYSTEM_TASK_ABS_CPU = 750m
これはアプリケーション内でソフトリミットとして機能し、Automation Controller が実行しようとする作業量の制御を可能にしますが、Kubernetes 自体からの CPU スロット調整や、メモリー使用量が目的の制限を超えた場合にリープされるリスクはありません。これらの設定は、Kubernetes リソース定義のリソース要求と制限で許可されるのと同じ形式を受け入れます。