3.5. Ansible Automation Platform インスタンスのバックアップ


backup_dir フラグを指定して .setup.sh スクリプトを実行し、既存の Ansible Automation Platform インスタンスをバックアップします。これにより、現在の環境のコンテンツと設定が保存されます。バックアップ操作を実行するホストにバックアップアーティファクトが送信される前に、圧縮フラグ use_archive_compression および use_db_compression を使用してバックアップアーティファクトを圧縮します。

手順

  1. Ansible Automation Platform のインストールディレクトリーに移動します。
  2. 以下の例に従って、./setup.sh スクリプトを実行します。

    $ ./setup.sh -e ‘backup_dir=/ansible/mybackup’ -e
    ‘use_archive_compression=true’ ‘use_db_compression=true’ @credentials.yml -b
    Copy to Clipboard

    詳細は以下のようになります。

    • backup_dir: バックアップを保存するディレクトリーを指定します。
    • use_archive_compression=true および use_db_compression=true: バックアップ操作を実行するホストにバックアップアーティファクトが送信される前に、アーティファクトを圧縮します。

      次の変数を使用して圧縮をカスタマイズできます。

      • ファイルシステム関連のバックアップファイルの圧縮をグローバルに制御する場合: use_archive_compression=true
      • ファイルシステム関連のバックアップファイルの圧縮をコンポーネントレベルで制御する場合: <componentName>_use_archive_compression

        以下に例を示します。

        • automationgateway_use_archive_compression=true
        • automationcontroller_use_archive_compression=true
        • automationhub_use_archive_compression=true
        • automationedacontroller_use_archive_compression=true
      • データベース関連のバックアップファイルの圧縮をグローバルに制御する場合: use_db_compression=true
      • データベース関連のバックアップファイルの圧縮をコンポーネントレベルで制御する場合: <componentName>_use_db_compression=true

        以下に例を示します。

        • automationgateway_use_db_compression=true
        • automationcontroller_use_db_compression=true
        • automationhub_use_db_compression=true
        • automationedacontroller_use_db_compression=true

バックアップが成功すると、/ansible/mybackup/automation-platform-backup-<date/time>.tar.gz にバックアップファイルが作成されます。

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