2.5. Event-Driven Ansible Controller のシステム要件
Event-Driven Ansible Controller は、CPU コアの数に応じて、可変数の長時間実行プロセス (ルールブックアクティベーションなど) をオンデマンドで処理できるシングルノードシステムです。
Event-Driven Ansible 2.5 を Automation Controller バージョン 2.4 で使用する場合は、Ansible Automation Platform 2.4 での Event-Driven Ansible 2.5 の使用 を参照してください。
デフォルトで最大 12 個の同時アクティベーションを実行するには、次の最小要件を使用します。
要件 | 必須 |
---|---|
RAM | 16 GB |
CPU | 4 |
ローカルディスク |
|
- Red Hat Enterprise Linux 8 を実行していてメモリー制限を設定したい場合は、Event-Driven Ansible をインストールする前に cgroup v2 を有効にする必要があります。具体的な手順は、Knowledge-Centered Support (KCS) のソリューション記事 Ansible Automation Platform Event-Driven Ansible controller for Red Hat Enterprise Linux 8 requires cgroupv2 を参照してください。
- 標準条件下で Event-Driven Ansible ルールブックをアクティブ化すると、約 250 MB のメモリーが使用されます。ただし、実際のメモリー消費量は、ルールの複雑さと処理されるイベントのボリュームおよびサイズによって大幅に異なる可能性があります。大量のイベントが予想される場合やルールブックの複雑さが高いシナリオでは、ステージング環境でのリソース使用量の事前評価を行います。これにより、アクティベーションの最大数はリソースの容量に基づいて行われます。
Event-Driven Ansible Controller のアクティベーション最大実行数の設定例は、単一の Automation Controller、単一の Automation Hub、および単一の Event-Driven Ansible Controller ノードと外部 (インストーラー管理) データベース を参照してください。