第2章 インストールの概要


OpenShift Container Platform 上の Helm チャートから self-service automation portal をデプロイできます。

Helm は、Red Hat OpenShift Container Platform クラスター上でのアプリケーションのデプロイメントを単純化するツールです。Helm は、Helm チャートと呼ばれるパッケージ形式を使用します。Helm チャートは、OpenShift 上でアプリケーションをデプロイおよび管理する方法を定義するファイルのパッケージです。self-service automation portal の Helm チャートは、OpenShift Helm カタログで入手できます。

2.1. 前提条件

インストールを開始する前に、必須のサブスクリプション、権限、および求められるプラットフォームアクセスについて確認します。これらのニーズを満たすことで、デプロイメントを成功させることができます。

  • Red Hat Ansible Automation Platform への有効なサブスクリプションがある。
  • OAuth アプリケーションを作成するための適切な権限を持ち、Red Hat Ansible Automation Platform 2.6 のインスタンスにアクセスできる。
  • アプリケーションを作成するための適切な権限がプロジェクト内で設定されている OpenShift Container Platform インスタンスにアクセスできる。サポートされている OpenShift Container Platform のバージョンについては、Red Hat カスタマーポータルの Ansible Automation Platform self-service automation portal ライフサイクル ページを参照してください。
  • OpenShift コマンドラインインターフェイス (CLI) ツールである oc がローカルマシンにインストールされている。ターミナルで oc コマンドを使用して OpenShift クラスターと対話できる。

    oc のインストールは、OpenShift Container Platform について ガイドの OpenShift CLI の使用開始 の章を参照してください。

  • Helm 3.10 以降がインストールされている。Helm は、OpenShift Container Platform 上のアプリケーション用のパッケージマネージャーです。OpenShift Container Platform アプリケーションのビルド ガイドの Helm のインストール の章を参照してください。
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