第4章 ワークスペースで自動化コンテンツを開発する
Ansible 開発ツールは、Ansible 開発ワークスペースの Ansible 拡張機能の一部としてインストールされます。Ansible 開発ツールを使用して、リポジトリー内の自動化コンテンツのディレクトリーをスキャフォールディングできます。
Ansible 拡張機能を使用すると、ディレクトリー構造のベストプラクティスに準拠するようになります。Ansible 拡張機能を使用して自動化コンテンツを開発する方法の詳細は、自動化コンテンツの開発 を参照してください。
Red Hat では、各コレクションに明確で具体的な目的を持たせるために、リポジトリーごとにコレクションを 1 つのみ作成することを推奨します。このアプローチでは、各コレクションが自己完結型のコンテンツ単位となるため、再利用性が高まります。コレクションとそのリポジトリー間の 1 対 1 の関係により、依存関係の管理、メンテナンス、リリースサイクルが簡素化され、管理性も向上します。
4.1. Ansible 開発ワークスペースでコレクションと Playbook を作成する リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
VS Code の Ansible 拡張機能を使用して、Ansible 開発ツールで自動化コンテンツのディレクトリーとファイルをスキャフォールディングします。Red Hat Ansible Lightspeed を IBM watsonx Code Assistant と併用して Playbook の作成に使用したり、ansible-lint を使用してデバッグしたりできます。
手順
- OpenShift Dev Spaces ダッシュボードで、自動化コンテンツを開発する Ansible 開発ワークスペースを選択します。
- VS Code の Activity バーで、Ansible アイコンを選択して Ansible 開発ツールを開きます。
- Ansible Lightspeed セクションで Connect を選択して、Ansible Lightspeed にログインします。
Ansible Development tools の initialize セクションでオプションを選択して、コレクションプロジェクトまたは Playbook プロジェクトのファイルとディレクトリーをスキャフォールディングします。
- Playbook プロジェクトの作成の詳細は、自動化の開発コンテンツ ガイドの Playbook プロジェクトのスキャフォールディング の章を参照してください。
- ロールコレクションプロジェクトの作成の詳細は、自動化の開発コンテンツ ガイドの ロールのコレクションプロジェクトのスキャフォールディング セクションを参照してください。
- Ansible 開発ツールの Add セクションでオプションを選択し、Playbook またはロールのファイルをプロジェクトに追加します。または、Ansible Lightspeed セクションのオプションを使用して、Playbook またはロールを生成することもできます。
作業内容を保存します。
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Activity バーのメインメニューアイコンをクリックし、
を選択します。 -
git addとgit commitコマンドを使用して、変更されたファイルをステージングし、ワークスペース内のローカルリポジトリーに変更をコミットします。 -
git pushコマンドを使用して、ソースコントロールマネージャーのリポジトリーに更新をプッシュします。
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Activity バーのメインメニューアイコンをクリックし、