第1章 Ansible 開発ワークスペース


Ansible 開発ワークスペースでは、Ansible Playbook、ロール、コレクションを作成およびテストするための Ansible 開発ツールなど、ブラウザーベースの開発環境を完全にサポートします。このワークスペースは、Red Hat OpenShift Dev Spaces 内でコンテナーとして実行されます。

1.1. Ansible 開発ワークスペースの紹介

Ansible 開発ワークスペースは、集中管理とポリシー適用を提供します。管理者は、自動化の開発に使用される一貫性のある安全な環境に対する制御、信頼、ガバナンスを強化できます。開発者は、ワークステーションにアプリケーションをインストールする必要がないため、ロックダウンされた環境では便利です。

Ansible 開発ツールとランタイムは、Ansible 開発ワークスペースで事前設定されています。開発者は、ブラウザーで Ansible 開発ワークスペースにログインすることで、自動化コンテンツのプロジェクトの作成をすぐに開始できます。

Ansible 開発ワークスペースの開発ツールは、Ansible の推奨プラクティスに基づいており、自動化コンテンツの品質と信頼性が向上します。Ansible 開発ワークスペースは、Red Hat Ansible Automation Platform サブスクリプションのコンポーネントとして、完全にサポートされています。

Ansible 開発ワークスペースを終了したときに自動化コンテンツファイルが保持されるようにするには、ワークスペースにリンクされているソースコントロールマネージャー (SCM) の Git リポジトリーにプロジェクトをプッシュします。

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