第2章 Camel Spring Boot インテグレーションのモニタリング


この章では、実行時に Red Hat build of Camel Spring Boot のインテグレーションを監視する方法について説明します。OpenShift Monitoring の一部としてすでにデプロイされている Prometheus Operator を使用して、独自のアプリケーションを監視することができます。

2.1. OpenShift でのユーザーワークロードモニタリングの有効化

ユーザー定義プロジェクトのモニタリングを有効にするには、クラスターモニタリング ConfigMap オブジェクトの enableUserWorkload: true フィールドを設定します。

重要

OpenShift Container Platform 4.13 では、ユーザー定義プロジェクトのモニタリングを有効にする前に、カスタム Prometheus インスタンスを削除する必要があります。

前提条件

OpenShift Container Platform のユーザー定義プロジェクトのモニタリングを有効にするには、cluster-admin クラスターロールアクセスを持つユーザーとしてクラスターにアクセスできる必要があります。これにより、クラスター管理者は任意で、ユーザー定義のプロジェクトをモニターするコンポーネントを設定するパーミッションをユーザーに付与できます。

  • OpenShift クラスターにアクセス可能な cluster admin 権限がある。
  • OpenShift CLI (oc) がインストールされている。
  • cluster-monitoring-config ConfigMap オブジェクトを作成している。
  • オプション: user-workload-monitoring-config ConfigMap を openshift-user-workload-monitoring プロジェクトに作成している。ユーザー定義プロジェクトを監視するコンポーネントの ConfigMap オブジェクトに設定オプションを追加できます。
注記

設定の変更を user-workload-monitoring-config ConfigMap に保存するたびに、openshift-user-workload-monitoring プロジェクトの Pod が再デプロイされます。これらのコンポーネントが再デプロイするまで時間がかかる場合があります。ユーザー定義プロジェクトのモニタリングを最初に有効にする前に ConfigMap オブジェクトを作成し、設定することができます。これにより、Pod を頻繁に再デプロイする必要がなくなります。

手順

  1. 管理者権限で OpenShift にログインします。

    oc login --user system:admin --token=my-token --server=https://my-cluster.example.com:6443
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  2. cluster-monitoring-config ConfigMap オブジェクトを編集します。

    $ oc -n openshift-monitoring edit configmap cluster-monitoring-config
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  3. data/config.yaml セクションに enableUserWorkload: true を追加します。

        apiVersion: v1
        kind: ConfigMap
        metadata:
          name: cluster-monitoring-config
          namespace: openshift-monitoring
        data:
          config.yaml: |
            enableUserWorkload: true
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    true に設定すると、enableUserWorkload パラメーターはクラスター内のユーザー定義プロジェクトのモニタリングを有効にします。

  4. 変更を適用するためにファイルを保存します。ユーザー定義プロジェクトのモニタリングは自動的に有効になります。

    注記

    変更が cluster-monitoring-config ConfigMap オブジェクトに保存されると、openshift-monitoring プロジェクトの Pod および他のリソースは再デプロイされる可能性があります。該当するプロジェクトの実行中のモニタリングプロセスも再起動する可能性があります。

  5. prometheus-operatorprometheus-user-workload および thanos-ruler-user-workload Pod が openshift-user-workload-monitoring プロジェクトで実行中であることを確認します。

    $ oc -n openshift-user-workload-monitoring get pod
    
        Example output
    
        NAME                                   READY   STATUS        RESTARTS   AGE
        prometheus-operator-6f7b748d5b-t7nbg   2/2     Running       0          3h
        prometheus-user-workload-0             4/4     Running       1          3h
        prometheus-user-workload-1             4/4     Running       1          3h
        thanos-ruler-user-workload-0           3/3     Running       0          3h
        thanos-ruler-user-workload-1           3/3     Running       0          3h
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