第4章 Camel Quarkus プロジェクトの移行
4.1. プロジェクトを最新の Quarkus バージョンに更新する リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Maven を使用して、プロジェクトを最新の Quarkus バージョンに更新およびアップグレードすることが推奨されます。
Hibernate ORM または Hibernate Reactive を使用するプロジェクトについては、Hibernate ORM 5 to 6 migration クイックリファレンスを確認してください。次の更新コマンドは、このガイドのサブセットのみカバーしています。
4.1.1. 前提条件 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
- 約 30 分
-
JAV_HOMEが適切に設定された状態でインストールされた JDK - Apache Maven 3.8.6
- オプションで使用する場合は Quarkus CLI
- Camel Quarkus バージョン 2.13 以降をベースとするプロジェクト。
4.1.2. Maven を使用して更新する リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
- Quarkus Getting Started ガイドの Quarkus エクステンションレジストリークライアントの設定 セクションで説明されているとおり、エクステンションレジストリークライアントを設定します。
Maven を使用して更新します。
プロジェクトディレクトリーに移動し、プロジェクトを最新のストリームに更新します。
- Quarkus Maven プラグインのバージョンが、サポートされている最新の Red Hat build of Quarkus バージョンと一致していることを確認してください。
次のコマンドを使用して更新を実行します。
mvn io.quarkus.platform:quarkus-maven-plugin:3.5.2:update -N
mvn io.quarkus.platform:quarkus-maven-plugin:3.5.2:update -NCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow マルチモジュールプロジェクト の場合は、次のコマンドを使用します。
find . -type f -name "pom.xml" -execdir sh -c 'mvn io.quarkus.platform:quarkus-maven-plugin:3.5.2:update -N' \;
find . -type f -name "pom.xml" -execdir sh -c 'mvn io.quarkus.platform:quarkus-maven-plugin:3.5.2:update -N' \;Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow - オプション
デフォルトでは、このコマンドは最新の現行バージョンに更新します。最新の現行バージョンではなく特定のストリームに更新するには、このコマンドに stream オプションを追加し、その後にバージョンを追加します (例:
--Dstream=3.2)。注記マルチモジュールプロジェクトを更新すると、更新ツールが
<packaging>pom</packaging>を使用してモジュールを更新できないため、多くのエラーが表示される場合があります。そのようなモジュールが存在する場合 (通常は複数のバージョンが含まれています)、手動で更新します。
- 考えられる指示の更新コマンド出力を分析し、必要に応じて提案されたタスクを実行します。
- diff ツールを使用してすべての変更を検査します。
- 更新コマンドで更新されなかった項目については、移行ガイドを確認してください。プロジェクトにそのような項目がある場合は、これらのトピックでアドバイスされている追加の手順を実行ます。
- 実稼働環境にデプロイする前に、プロジェクトがエラーなくビルドされ、すべてのテストが合格し、アプリケーションが求められるとおりに機能することを確認します。
更新後の Quarkus アプリケーションを実稼働環境にデプロイする前に、以下を確認します。
- プロジェクトはエラーなしでビルドされる。
- すべてのテストに合格する。
- アプリケーションが求められるとおりに機能する。