第91章 Netty HTTP
Camel 2.14 以降
producer と consumer の両方がサポート対象
Netty HTTP コンポーネントは、Netty を使用した HTTP トランスポートを容易にする Netty コンポーネントのエクステンションです。
- 注記
ストリーム
Netty はストリームベースです。つまり、受信した入力はストリームとして Camel に送信されます。つまり、ストリームのコンテンツを 一度 だけ読み取ることができます。もし、メッセージボディーが空のように見える場合や、何度もデータにアクセスする必要がある場合 (例: マルチキャストや再配送エラー処理)、ストリームキャッシュを使用するか、何度再読み込みしても安全な String
にメッセージボディーを変換する必要があります。Netty HTTP は、io.netty.handler.codec.http.HttpObjectAggregator
を使用してストリーム全体をメモリーに読み取り、完全な http メッセージ全体をビルドすることに注意してください。ただし、結果のメッセージは、一度読み取り可能なストリームベースのメッセージのままです。
91.1. 依存関係
Red Hat build of Camel Spring Boot で netty-http
を使用する場合は、自動設定をサポートするために、次の Maven 依存関係を必ず使用してください。
<dependency> <groupId>org.apache.camel.springboot</groupId> <artifactId>camel-netty-http-starter</artifactId> </dependency>