第2章 Camel K インテグレーションのモニタリング


Red Hat Integration - Camel K モニタリングは OpenShift モニタリングシステム に基づいています。本章では、実行時に Red Hat Integration - Camel K インテグレーションを監視するためにオプションを使用する方法について説明します。OpenShift Monitoring の一部としてすでにデプロイされている Prometheus Operator を使用して、独自のアプリケーションを監視することができます。

2.1. OpenShift でのユーザーワークロードモニタリングの有効化

OpenShift 4.3 以降には、OpenShift Monitoring の一部としてすでにデプロイされている組み込みの Prometheus Operator が含まれています。ここでは、OpenShift Monitoring で独自のアプリケーションサービスのモニタリングを有効にする方法について説明します。このオプションを使用すると、個別の Prometheus インスタンスをインストールおよび管理するための追加のオーバーヘッドが発生しません。

前提条件

  • Camel K Operator がインストールされている OpenShift クラスターにクラスター管理者としてアクセスできる必要があります。Camel K のインストール を参照してください。

手順

  1. 以下のコマンドを実行して、cluster-monitoring-config ConfigMap オブジェクトが openshift-monitoring project に存在するかどうかを確認します。

    $ oc -n openshift-monitoring get configmap cluster-monitoring-config
  2. cluster-monitoring-config ConfigMap がない場合は作成します。

    $ oc -n openshift-monitoring create configmap cluster-monitoring-config
  3. cluster-monitoring-config ConfigMap を編集します。

    $ oc -n openshift-monitoring edit configmap cluster-monitoring-config
  4. data:config.yaml: で、enableUserWorkloadtrue に設定します。

    apiVersion: v1
    kind: ConfigMap
    metadata:
      name: cluster-monitoring-config
      namespace: openshift-monitoring
    data:
      config.yaml: |
        enableUserWorkload: true
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