Red Hat Camel K is no longer supported.
As of June 30, 2025, Red Hat build of Camel K has reached End of Life. The suggested replacements is Red Hat build of Apache Camel. For details about moving, see the Camel K to Camel Quarkus migration guide.第6章 Camel K トレイト設定の参考情報
この章では、トレイトを使用して実行時にコマンドラインで設定できる高度な機能とコア機能に関する参考情報を紹介します。Camel K は、特定の機能および技術を設定する 機能トレイト (feature trait) を提供します。Camel K は、内部の Camel K コア機能を設定する platform トレイト を提供します。
Red Hat Integration - Camel K 1.6 には、OpenShift および Knative プロファイルが含まれています。Kubernetes プロファイルのサポートはコミュニティーのみに限定されます。これには、インテグレーション用の Java および YAML DSL のサポートも含まれます。XML、Groovy、JavaScript、Kotlin などのその他の言語のサポートはコミュニティーのみに限定されます。
この章には、以下が含まれます。
Camel K 機能トレイト
- 「Knative トレイト」: テクノロジープレビュー
- 「Knative Service トレイト」: テクノロジープレビュー
- 「Prometheus トレイト」
- 「Pdb トレイト」
- 「Pull Secret トレイト」
- 「Route トレイト」
- 「Service トレイト」
Camel K コア platform トレイト
6.1. Camel K トレイトおよびプロファイルの設定 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
ここでは、実行時に高度な Camel K 機能を設定するために使用される トレイト および プロファイル の重要な Camel K の概念を説明します。
Camel K トレイト
Camel K トレイトは高度な機能およびコア機能で、Camel K インテグレーションをカスタマイズするためにコマンドラインで設定できます。たとえば、これには、3scale API Management、Quarkus、Knative、Prometheus などのテクノロジーとの対話を設定する 機能トレイト (feature trait) が含まれます。Camel K は、Camel サポート、コンテナー、依存関係の解決、JVM サポートなどの重要なコアプラットフォーム機能を設定する、内部のplatform トレイト も提供します。
Camel K プロファイル
Camel K プロファイルは、Camel K インテグレーションが実行されるターゲットクラウドプラットフォームを定義します。サポートされるプロファイルは OpenShift および Knative プロファイルです。
OpenShift でインテグレーションを実行するときに、OpenShift Serverless がクラスターにインストールされている場合、Camel K は Knative プロファイルを使用します。OpenShift Serverless がインストールされていない場合、Camel K は OpenShift プロファイルを使用します。
kamel run --profile オプションを使用して、実行時にプロファイルを指定することもできます。
Camel K は、インテグレーションが実行されるターゲットプロファイルを考慮し、便利なデフォルトをすべてのトレイトに提供します。ただし、上級ユーザーはカスタム動作の Camel K トレイトを設定できます。一部のトレイトは、OpenShift や Knative などの特定のプロファイルにのみ適用されます。詳細は、各トレイトの説明にある利用可能なプロファイルを参照してください。
Camel K トレイトの設定
各 Camel トレイトには、コマンドラインでトレイトを設定するために使用する一意の ID があります。たとえば、以下のコマンドは、インテグレーションの OpenShift Service の作成を無効にします。
kamel run --trait service.enabled=false my-integration.yaml
kamel run --trait service.enabled=false my-integration.yaml
-t オプションを使用してトレイトを指定することもできます。
Camel K トレイトプロパティー
enabled プロパティーを使用して、各トレイトを有効または無効にすることができます。すべてのトレイトには、ユーザーが明示的にアクティブ化しない場合に有効にする必要があるかどうかを判断する独自の内部ロジックがあります。
platform トレイトを無効にすると、プラットフォームの機能性が低下する可能性があります。
一部のトレイトには、環境に応じてトレイトの自動設定を有効または無効にするために使用する auto プロパティーがあります。たとえば、3scale、Cron、Knative などのトレイトが含まれます。この自動設定では、enabled プロパティーが明示的に設定されていない場合にトレイトを有効または無効にすることができ、トレイトの設定を変更することができます。
ほとんどのトレイトには、コマンドラインで設定できる追加のプロパティーがあります。詳細は、これ以降のセクションで各トレイトの説明を参照してください。