第1章 Apicurio Registry 1.1 から 2.x への移行
Apicurio Registry 2.x には、以前の Apicurio Registry 1.1 リリースからの重大な変更を伴う新機能が含まれています。このセクションでは、Apicurio Registry 1.1 とバージョン 2.x の間の主な変更点を説明します。
2.x での重大な変更により、自動アップグレードは行われず、移行作業が必要となります。これには、既存レジストリーのデータを新規レジストリーに移動することも含まれます。また、既存のレジストリークライアントアプリケーションを見直し、新しい要件に合わせて設定を更新する必要があります。
バージョン 2.x に移行する際には、以下の主要な変更点を考慮する必要があります。
1.1. 新規データストレージオプション
Apicurio Registry 1.1 の既存のレジストリーデータストレージオプション (streams
、jpa
、および infinispan
) は、バージョン 2.x (sql
および kafkasql
) の新しいストレージオプションに置き換えられました。これらの新たなストレージオプションは、より堅牢で、パフォーマンスが高く、メンテナンス性に優れた Apicurio Registry デプロイメントを提供します。
選択したストレージオプションで Apicurio Registry 2.x をデプロイする方法の詳細は、Red Hat build of Apicurio Registry の OpenShift へのインストールおよびデプロイ を参照してください。