1.6. スキーマと Java クライアントシリアライザー/デシリアライザーを使用した Kafka メッセージの検証
Kafka プロデューサーアプリケーションは、シリアライザーを使用して、特定のイベントスキーマに準拠するメッセージをエンコードできます。Kafka コンシューマーアプリケーションはデシリアライザーを使用して、特定のスキーマ ID に基づいてメッセージが適切なスキーマを使用してシリアライズされたことを検証できます。
図1.2 Apicurio Registry と Kafka クライアントの SerDes アーキテクチャー

Apicurio Registry は、実行時に以下のメッセージタイプを検証するために Kafka クライアントシリアライザー/デシリアライザー (SerDes) を提供します。
- Apache Avro
- Google Protobuf
- JSON スキーマ
Apicurio Registry の Maven リポジトリーとソースコードの配布には、これらのメッセージタイプの Kafka SerDes 実装が含まれており、Kafka クライアントアプリケーションの開発者は、これを使用して、Apicurio Registry と統合できます。
これらの実装には、サポートされている各メッセージタイプのカスタム Java クラスが含まれています。たとえば、io.apicurio.registry.serde.avro
などです。クライアントアプリケーションは、検証のために実行時に Apicurio Registry からスキーマをプルするために使用できます。