5.3. Microsoft Azure Active Directory を使用した Apicurio Registry の認証と認可の設定


このセクションでは、Apicurio Registry および Microsoft Azure Active Directory (Azure AD) の認証および認可オプションを手動で設定する方法を説明します。

Apicurio Registry Web コンソールとコア REST API は、OpenID Connect (OIDC) と OAuth 認可コードフローに基づく Azure AD での認証をサポートします。Apicurio Registry は、デフォルトの admin、write、および read-only ユーザーロールのロールベースの認可を提供します。Apicurio Registry の認証および認可設定は、デフォルトでは無効になっています。

Azure AD を使用して Apicurio Registry を保護するには、特定の設定を持つ Azure AD 内の有効なディレクトリーが必要です。これには、推奨設定を使用して Apicurio Registry アプリケーションを Azure AD ポータルに登録し、Apicurio Registry で環境変数を設定することが含まれます。

前提条件

手順

  1. メールアドレスまたは GitHub アカウントを使用して Azure AD ポータルにログインします。
  2. ナビゲーションメニューで、Manage > App registrations > New registration を選択し、次の設定を完了します。

    • Name: アプリケーション名を入力します。例: apicurio-registry-example
    • Supported account types: Accounts in any organizational directory をクリックします。
    • Redirect URI: リストから Single-page application を選択し、Apicurio Registry Web コンソールアプリケーションホストを入力します。例: https://test-registry.com/ui/

      重要

      Apicurio Registry アプリケーションホストを Redirect URI として登録する必要があります。ログインすると、ユーザーは認証のために Apicurio Registry から Azure AD にリダイレクトされます。その後、ユーザーをアプリケーションに戻す必要があります。Azure AD では、登録されていないリダイレクト URL は許可されません。

  3. Register をクリックします。アプリケーション登録の詳細は、Manage > App registrations > apicurio-registry-example を選択すると表示されます。
  4. Manage > Authentication を選択し、アプリケーションがリダイレクト URL とトークンを使用して次のように設定されていることを確認します。

    • Redirect URIs: たとえば、https://test-registry.com/ui/ です。
    • Implicit grant and hybrid flows: ID tokens (used for implicit and hybrid flows) をクリックします。
  5. Azure AD > Admin > App registrations > Your app > Application (client) ID を選択します。例: 123456a7-b8c9-012d-e3f4-5fg67h8i901
  6. Azure AD > Admin > App registrations > Your app > Directory (tenant) ID を選択します。例: https://login.microsoftonline.com/1a2bc34d-567e-89f1-g0hi-1j2kl3m4no56/v2.0
  7. Apicurio Registry で、Azure AD 設定を使用して次の環境変数を設定します。

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    表5.6 Apicurio Registry での Azure AD の設定
    環境変数説明設定

    KEYCLOAK_API_CLIENT_ID

    Apicurio Registry REST API のクライアントアプリケーション ID

    手順 5 で取得した Azure AD アプリケーション (クライアント) ID。例: 123456a7-b8c9-012d-e3f4-5fg67h8i901

    REGISTRY_OIDC_UI_CLIENT_ID

    Apicurio Registry Web コンソールのクライアントアプリケーション ID。

    手順 5 で取得した Azure AD アプリケーション (クライアント) ID。例: 123456a7-b8c9-012d-e3f4-5fg67h8i901

    REGISTRY_AUTH_URL_CONFIGURED

    Azure AD での認証用 URL。

    手順 6 で取得した Azure AD アプリケーション (テナント) ID。例: https://login.microsoftonline.com/1a2bc34d-567e-89f1-g0hi-1j2kl3m4no56/v2.0

  8. Apicurio Registry で、Apicurio Registry 固有の設定用に次の環境変数を設定します。

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    表5.7 Apicurio レジストリー固有の設定
    環境変数説明設定

    REGISTRY_AUTH_ENABLED

    Apicurio Registry の認証を有効にします。

    true

    REGISTRY_UI_AUTH_TYPE

    Apicurio Registry 認証タイプ。

    oidc

    CORS_ALLOWED_ORIGINS

    Cross-Origin Resource Sharing (CORS) 用の Apicurio Registry デプロイメントのホスト。

    例: https://test-registry.com

    REGISTRY_OIDC_UI_REDIRECT_URL

    Apicurio Registry Web コンソールのホスト。

    例: https://test-registry.com/ui

    ROLE_BASED_AUTHZ_ENABLED

    Apicurio レジストリーでロールベースの認証を有効にします。

    true

    QUARKUS_OIDC_ROLES_ROLE_CLAIM_PATH

    Azure AD がロールを保存するクレームの名前。

    roles

    注記

    Apicurio Registry でロールを有効にする場合は、アプリケーションロールとして同じロールを Azure AD でも作成する必要があります。Apicurio Registry で想定されるデフォルトのロールは、sr-adminsr-developersr-readonly です。

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