第2章 定義の作成


自動化ルールの定義を作成する際に、多数のオプションを設定できます。Cryostat は、自動化ルールを使用して、matchExpression 文字列式で定義された正規表現に一致するすべての JVM ターゲットにルールを適用します。OpenShift ラベルまたはアノテーションを matchExpression 定義の条件として適用できます。

自動化ルールのルール定義を指定した後に、一致するターゲットの再追加や再起動の必要はありません。一致するターゲットを定義した場合は、すぐにルール定義をアクティブ化できます。

既存の自動化ルールの定義を再利用する場合は、定義を JSON 形式で Cryostat にアップロードできます。

注記

Cryostat 3.0 以降では、自動化ルールで一致式を定義するときに、Common Expression Language (CEL) 構文を使用する必要があります。以前のリリースでは、JavaScript 構文を使用して一致式を定義できました。

2.1. 既存の自動化ルールの有効化または無効化

Cryostat Web コンソールのトグルスイッチを使用して、既存の自動化ルールを有効または無効にすることができます。

前提条件

  • Cryostat Web コンソールにログインしている。
  • 自動化ルールを作成している。

手順

  1. Cryostat Web コンソールから、Automated Rules をクリックします。Automated Rules ウィンドウが開き、自動化ルールが表に表示されます。

    図2.1 自動化ルールの完了からの一致式の出力例

  2. Enabled 列に、リストされた自動化ルールの 有効 ステータスが表示されます。ステータスに応じて、次のいずれかのアクションを選択します。

    • 自動化ルールを有効にするには、トグルスイッチをクリックして On にします。Cryostat は、自動化ルールで定義されている各アプリケーションを、その一致式と照合してすぐに評価します。一致式がアプリケーションに適用されると、Cryostat はアプリケーションのパフォーマンスを監視する JFR レコーディングを開始します。
    • 自動化ルールを無効にするには、トグルスイッチをクリックして Off にします。Disable your Automated Rule ウィンドウが開きます。選択した自動化ルールを無効にするには、Disable をクリックします。選択したルールによって作成されたアクティブなレコーディングも停止する場合は、Clean を選択し、Disable をクリックします。
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