4.2. Debezium MongoDB コネクターの仕組み

手順

1. シグナリングコレクションにスナップショットシグナルドキュメントを挿入します。

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   <signalDataCollection>.insert({"id" : _<idNumber>,"type" : <snapshotType>, "data" : {"data-collections" ["<collectionName>", "<collectionName>"],"type": <snapshotType>}});

   以下に例を示します。

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   db.debeziumSignal.insert({ 

   1

   
   "type" : "execute-snapshot", 

   2
   3

   
   "data" : {
   "data-collections" ["\"public\".\"Collection1\"", "\"public\".\"Collection2\""], 

   4

   
   "type": "incremental"} 

   5

   
   });

   コマンドの ID、 タイプ 、および データ パラメーターの値は、シグナルコレクションのフィールド に対応し ます。

   以下の表では、例のパラメーターについて説明しています。

   表4.2 シグナルコレクションに増分スナップショットシグナルを送信する MongoDB insert （）コマンドのフィールドの説明

   項目	Value	説明
   1	db.debeziumSignal	ソースデータベースのシグナリングコレクションの完全修飾名を指定します。
   2	null	_ id パラメーターは、シグナルリクエストの ID 識別子として割り当てられる任意の文字列を指定します。 前述の例の insert メソッドは、オプションの _id パラメーターの使用を省略します。ドキュメントはパラメーターの値を明示的に割り当てないため、MongoDB が自動的にドキュメントに割り当てる任意の ID がシグナルリクエスト の ID 識別子になります。 この文字列を使用して、シグナリングコレクションのエントリーにロギングメッセージを識別します。Debezium はこの識別子文字列を使用しません。代わりに、スナップショット作成中に、Debezium は独自の ID 文字列をウォーターマークシグナルとして生成します。
   3	execute-snapshot	type パラメーターを指定し、シグナルがトリガーする操作を指定します。
   4	data-collections	シグナルの data フィールドの必須コンポーネントで、スナップショットに含めるコレクション名の配列またはコレクション名と一致する正規表現を指定します。 配列は、signal.data.collection 設定プロパティーでコネクターのシグナリングコレクションの名前を指定するときに使用する形式で、完全修飾名でコレクションに一致する正規表現を一覧表示します。
   5	incremental	実行するスナップショット操作の種類指定するシグナルの data フィールドの任意のtype コンポーネント。 現在、唯一の有効なオプションはデフォルト値 incremental だけです。 値を指定しない場合には、コネクターは増分スナップショットを実行します。

手順

1. シグナリングコレクションに stop snapshot シグナルドキュメントを挿入します。

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   <signalDataCollection>.insert({"id" : _<idNumber>,"type" : "stop-snapshot", "data" : {"data-collections" ["<collectionName>", "<collectionName>"],"type": "incremental"}});

   以下に例を示します。

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   db.debeziumSignal.insert({ 

   1

   
   "type" : "stop-snapshot", 

   2
   3

   
   "data" : {
   "data-collections" ["\"public\".\"Collection1\"", "\"public\".\"Collection2\""], 

   4

   
   "type": "incremental"} 

   5

   
   });

   signal コマンドの id、type、および data パラメーターの値は、シグナル コレクションのフィールド に対応し ます。

   以下の表では、例のパラメーターについて説明しています。

   表4.3 シグナリングコレクションに増分スナップショットの停止ドキュメントを送信するための insert コマンドのフィールドの説明

   項目	Value	説明
   1	db.debeziumSignal	ソースデータベースのシグナリングコレクションの完全修飾名を指定します。
   2	null	前述の例の insert メソッドは、オプションの _id パラメーターの使用を省略します。ドキュメントはパラメーターの値を明示的に割り当てないため、MongoDB が自動的にドキュメントに割り当てる任意の ID がシグナルリクエスト の ID 識別子になります。 この文字列を使用して、シグナリングコレクションのエントリーにロギングメッセージを識別します。Debezium はこの識別子文字列を使用しません。
   3	stop-snapshot	type パラメーターは、シグナルがトリガーする操作を指定します。
   4	data-collections	シグナルの data フィールドのオプションコンポーネントで、スナップショットから削除するコレクション名の配列またはコレクション名と一致する正規表現を指定します。 配列は、signal.data.collection 設定プロパティーでコネクターのシグナリングコレクションの名前を指定するときに使用する形式で、完全修飾名でコレクションに一致する正規表現を一覧表示します。data フィールドのこのコンポーネントを省略すると、シグナルは進行中の増分スナップショット全体を停止します。
   5	incremental	停止させるスナップショット操作の種類を指定する信号の data フィールドの必須コンポーネント。 現在、有効な唯一のオプションは incremental です。 type の値を指定しないと、シグナルは増分スナップショットの停止に失敗します。