2.6. テクノロジープレビューの機能
重要
テクノロジープレビュー機能は、Red Hat 製品のサービスレベルアグリーメント (SLA) の対象外であり、機能的に完全ではないことがあります。Red Hat は、実稼働環境でのテクノロジープレビュー機能の実装は推奨しません。テクノロジープレビュー機能は、近々発表予定の製品イノベーションをリリースに先駆けてご提供することにより、お客様は機能性をテストし、開発プロセス中にフィードバックをお寄せいただくことができます。サポート範囲の詳細は、テクノロジープレビュー機能のサポート範囲 を参照してください。
Debezium には、次のテクノロジープレビュー機能が含まれています。
- 並列初期スナップショット
-
必要に応じて、
snapshot.max.threads
プロパティーを 1 より大きい値に設定すると、初期スナップショットの実行時に複数のスレッドを使用するように SQL ベースのコネクターを設定できます。 - MongoDB コネクターのアドホックおよび増分スナップショット
- 以前にスナップショットをキャプチャしたテーブルのスナップショットを再実行するためのメカニズムを提供します。
- CloudEvents コンバーター
-
CloudEvents 仕様に準拠する変更イベントレコードが出力されます。Cloud Events の変更イベントのエンベロープは、JSON または Avro であり、各エンベロープタイプは
data
フォーマットとして JSON または Avro をサポートしています。CloudEvents の変更イベントエンベロープは Avro エンコーディングをサポートしています。変更イベントエンベロープは JSON または Avro を使用でき、各エンベロープタイプはdata
形式として JSON または Avro をサポートしています。 - コンテンツベースルーティング
- イベントの内容に基づいて、選択したイベントを特定のトピックに再ルーティングするためのメカニズムを提供します。
- カスタム開発コンバーター
- デフォルトのデータ型変換がニーズを満たさない場合は、コネクターで使用するカスタムコンバータを作成できます。
- フィルター SMT
- コネクターがブローカに送信するレコードのサブセットを指定できます。
- MongoDB コネクターの シグナリング
- コネクターの動作変更やテーブルの アドホックスナップショット の開始など、1 回限りのアクションをトリガーするためのメカニズムを提供します。
- Oracle コネクターでの
BLOB
、CLOB
、およびNCLOB
データ型 の使用 - Oracle コネクターは、Oracle のラージオブジェクトタイプを使用できます。