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第4章 一般的なコンポーネントの変更

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本セクションでは、基本的な Eclipse Vert.x コンポーネントの変更点を説明します。

4.1. メッセージングの変更点

本セクションでは、メッセージングメソッドの変更点を説明します。

4.1.1. 書き込みストリームの書き込みメソッドおよび終了メソッドが fluent でなくなる

WriteStream<T>.write() メソッドおよび WriteStream<T>.end() メソッドは fluent ではなくなりました。

  • 書き込みおよび終了 callback メソッドは void を返します。
  • その他の書き込みメソッドおよび終了メソッドは Future<Void> を返します。

これは、重大な変更です。書き込みストリームに fluent 側面を使用している場合は、アプリケーションを更新します。

4.1.2. MessageProducerWriteStream を拡張しない

MessageProducer インターフェースが WriteStream インターフェースを拡張しません。

以前のリリースの Eclipse Vert.x では、MessageProducer インターフェースは WriteStream インターフェースを拡張しました。MessageProducer インターフェースは、メッセージのバックプレッシャーに対する制限されたサポートを提供していました。クレジットリークにより、メッセージプロデューサーのクレジットが減ります。これらのリークがすべてクレジットを使用していると、メッセージは送信されません。

ただし、MessageConsumer は、ReadStream の拡張機能を継続します。MessageConsumer が一時停止し、保留中のメッセージキューが満杯になると、メッセージは破棄されます。これにより、Rx ジェネレーターとのインテグレーションが継続され、消費するパイプラインのメッセージが作成されます。

4.1.3. MessageProducerから送信メソッドを削除

MessageProducer インターフェースの送信メソッドが削除されました。

MessageProducer<T>.send(T) の代わりに MessageProducer<T>.write(T) メソッドを使用し、MessageProducer.send(T,Handler) の代わりに EventBus.request(String,Object,Handler) メソッドを使用してください。

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